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★ あきかぜは とくとくふきこ はぎのはな
ちらまくおしみ きそひたつみむ
★ 秋風ははやくはやく吹いてきて
萩の花が、散るのを惜しんで、争い立つ
のをみましよう。
巻10－2108 花を詠める
ちらまくおしみ きそひたつみむ
★ 秋風ははやくはやく吹いてきて
萩の花が、散るのを惜しんで、争い立つ
のをみましよう。
巻10－2108 花を詠める
[0回]
★ ことさらに ころもはすらじ おみなえし
さくののはぎに にほひてをらむ
★ わざわざ摺り染めにはしないでおこう。女郎花の
咲く野の花に染まっていよう。
巻10－2107
さくののはぎに にほひてをらむ
★ わざわざ摺り染めにはしないでおこう。女郎花の
咲く野の花に染まっていよう。
巻10－2107
[0回]
★ さぬかたの のへのあきはぎ
ときなれば いまさかりなり おりてかざさむ
★ さ額田の、野辺の秋萩は、時節なので、今
真っ盛りに咲いています。手折って挿頭にしましょう。
巻10－2106 花を詠める
ときなれば いまさかりなり おりてかざさむ
★ さ額田の、野辺の秋萩は、時節なので、今
真っ盛りに咲いています。手折って挿頭にしましょう。
巻10－2106 花を詠める
[0回]
★ はるされば かすみがくりて みえざりし
あきはぎさきぬ おりてかざさむ
★ 春になると 雲に隠れて見えなかった
秋萩が咲きました。折って挿頭にしましょう
巻10－2105 花を詠める
あきはぎさきぬ おりてかざさむ
★ 春になると 雲に隠れて見えなかった
秋萩が咲きました。折って挿頭にしましょう
巻10－2105 花を詠める
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★ あさがおは あさつゆおひて さくといへど
ゆふかげにこそさきまさりけれ
★ 朝顔の花は、朝露に濡れて咲くと言うけれど
夕方の光のなかで、一番美しく咲くことです
巻10－2104 花を詠める
ゆふかげにこそさきまさりけれ
★ 朝顔の花は、朝露に濡れて咲くと言うけれど
夕方の光のなかで、一番美しく咲くことです
巻10－2104 花を詠める
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