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★ あらたまの としのをながく わがもへる
こらにこふべき つきちかづきぬ
★ あらたまの年月を長く思って来た妻を恋して
つらく思う月が、近づいて来ました。
藤原清河
巻19－424４
こらにこふべき つきちかづきぬ
★ あらたまの年月を長く思って来た妻を恋して
つらく思う月が、近づいて来ました。
藤原清河
巻19－424４
[0回]
★ すみのえに いつくはふが かみごとと
ゆくともくとも ふねははやけむ
★ 住吉に神を祭る神主の告げる神言のとおり
行きも帰りも、船は早いでしょう
多治比土作
巻19－4243
ゆくともくとも ふねははやけむ
★ 住吉に神を祭る神主の告げる神言のとおり
行きも帰りも、船は早いでしょう
多治比土作
巻19－4243
[1回]
★あまくもの さきかへりなむ ものゆへに
おもひそあがする わかれかなしみ
★天雲のように、遠く往き来するだろうものだから
、物思いをする。別れが悲しいので
藤原仲麻呂
巻19－4242
おもひそあがする わかれかなしみ
★天雲のように、遠く往き来するだろうものだから
、物思いをする。別れが悲しいので
藤原仲麻呂
巻19－4242
[0回]
★ かすがのに いつくみもろの うめのはな
さけてありえて かへりくるまで
★ 春日野に祭る社の梅の花よ。咲き誇りつつ
待っていよ。わたしが帰って来るまで
藤原清河
巻19－4241
さけてありえて かへりくるまで
★ 春日野に祭る社の梅の花よ。咲き誇りつつ
待っていよ。わたしが帰って来るまで
藤原清河
巻19－4241
[0回]
★ おおふねに まかじしじぬき このあこを
からくにへ やるいはへかみたち
★大船に左右の楫を一面に通して、この子を唐へ
遣はす。祝福を与えよ。神々たちよ。
巻19－4240
からくにへ やるいはへかみたち
★大船に左右の楫を一面に通して、この子を唐へ
遣はす。祝福を与えよ。神々たちよ。
巻19－4240
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