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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ しきたへの まくらはひとに こととへや

   そのまくらには こけむしにたり

★ 敷栲の枕は人に言問いなどしましょうか。

  その枕には、苔が生してしまっていることです。

 巻11-2516    柿本人麻呂歌集

 前2首→問答

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★ しきたへの まくらうごきて よるもねず

  おもふひとには のちもあはむもの

★ 敷栲の枕がしきりに動いて夜も寝られない。

  私が思う人に、後に逢えることです。

 巻11-2515   柿本人麻呂歌集

 敷栲の→枕詞

 枕が動くのは、相手の心と見立てて、相手も

 逢いたがっていると思っている。

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★ なるかみの すこしとよみて ふらずとも

   われはとまらむ いもしとどめば

★ 雷がすこし轟いて、雨が降らなくても、私は

  留ろう。妻が引き留めるなら。

   巻11-2514   柿本人麻呂歌集

    前二首→問答

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★ なるかみの すこしとよみて さしくもり

    あめもふらぬか きみをととめむ

 ★ 雷が少し轟いて曇りはじめ、雨も降ってくれないかなぁ。

   それを、口実にあなたを引き留めよう。

  巻11-2513     柿本人麻呂歌集

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★ うまさけの みもろのやまに たつつきの

   みがほしきみが うまのおとそする

★ 味酒の三諸の山に立ち出る月のように見たいと

  思うあなたの馬の足音がします。

  巻11-2512   柿本人麻呂歌集

味酒の→枕詞

前三首→問答

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