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★ ねもころに かたもひすれか このころの
わがこころどの いけりともなき
★ 心を尽くして、片思いをするからか、
この頃の私は生きる気力も無いことです。
巻11－2525
ねもころに→ねんごろに、心を尽くして
心神→精神・しっかりした心
わがこころどの いけりともなき
★ 心を尽くして、片思いをするからか、
この頃の私は生きる気力も無いことです。
巻11－2525
ねもころに→ねんごろに、心を尽くして
心神→精神・しっかりした心
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★ あらたしき としのはじめの はつはるの
けふふるゆきの いやしけよごと
★ 新しい年の初めである初春の、今日降る積もる
雪のように、今年も良い事がたくさん重なりますように・・・
巻20－4516 大伴家持
ちょいと遅いですが、心から祈ります
けふふるゆきの いやしけよごと
★ 新しい年の初めである初春の、今日降る積もる
雪のように、今年も良い事がたくさん重なりますように・・・
巻20－4516 大伴家持
ちょいと遅いですが、心から祈ります
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★ わがせこに ただにあはばこそ なはたため
ことのかよひに なにかそこゆゑ
★ わたしの愛しい人に、直接逢ったならばこそ、浮名は
たつでしょうが、言葉を通わせただけでどうしてそれゆえに
浮名が立つのでしょうか？
巻11－2524
ことのかよひに なにかそこゆゑ
★ わたしの愛しい人に、直接逢ったならばこそ、浮名は
たつでしょうが、言葉を通わせただけでどうしてそれゆえに
浮名が立つのでしょうか？
巻11－2524
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★ さにつらふ いろにはいでね
すくなくも こころのうちに わがおもはなくに
★ 美しい赤みを帯びた色のように、表には出さなかったけれど
少ししか、心の中で私が思っていたわけではないのに
巻11－2523
「さ丹」の「さ」は聖性を表す
丹→赤系統の色
すくなくも こころのうちに わがおもはなくに
★ 美しい赤みを帯びた色のように、表には出さなかったけれど
少ししか、心の中で私が思っていたわけではないのに
巻11－2523
「さ丹」の「さ」は聖性を表す
丹→赤系統の色
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★ うらめしと おもふさないは ありしかば
よそのみそみし こころはおもへど
★ 恨めしいと思う大岩があったので、外からだけ見ていました。
心では思っていたのに・・・
巻11ー2522
大岩は、恋の邪魔をする何か
よそのみそみし こころはおもへど
★ 恨めしいと思う大岩があったので、外からだけ見ていました。
心では思っていたのに・・・
巻11ー2522
大岩は、恋の邪魔をする何か
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