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★ たそかれと とはば こたへむ すべをなみ
きみがつかひを かえしつるかも
★ 「あれは誰？」と、問われたら答えるすべもないので、
あなたの使いを、あなたの使いを帰してしまったことです。
巻11－2549
すべ→手立て、手段
きみがつかひを かえしつるかも
★ 「あれは誰？」と、問われたら答えるすべもないので、
あなたの使いを、あなたの使いを帰してしまったことです。
巻11－2549
すべ→手立て、手段
[0回]
★ うつつには あふよしもなし
いめにだに まなくみえきみ こひにしぬべし
★ 現実には逢うすべもない。夢にだけは絶え間なく
見えて欲しい。あなた、このままでは、恋に死んでしまう。
巻11－2543
いめにだに まなくみえきみ こひにしぬべし
★ 現実には逢うすべもない。夢にだけは絶え間なく
見えて欲しい。あなた、このままでは、恋に死んでしまう。
巻11－2543
[2回]
★ わがこふる こともかたらひ なぐさめむ
きみがつかひを まちやかねてむ
★ わたしがどんなに恋しいかも語って、自分を慰めるような
あなたの使いを、待つことはできないのだろうか
巻11－2543
「・・・かね」→・・・を成し遂げようとしても出来ない
きみがつかひを まちやかねてむ
★ わたしがどんなに恋しいかも語って、自分を慰めるような
あなたの使いを、待つことはできないのだろうか
巻11－2543
「・・・かね」→・・・を成し遂げようとしても出来ない
[0回]
★ わかくさの にひたまくらを まきそめて
よをやへだてむ にくくあらなくに
★ 若草のように初々しい、新妻の手枕を巻き始めたのに、
どうして夜を隔てようか。憎くなど無いのに。
巻11－2542
若草の→枕詞
新手枕→新婚の妻の手枕
よをやへだてむ にくくあらなくに
★ 若草のように初々しい、新妻の手枕を巻き始めたのに、
どうして夜を隔てようか。憎くなど無いのに。
巻11－2542
若草の→枕詞
新手枕→新婚の妻の手枕
[0回]
★ たもとはり ゆきみのさとに いもをおきて
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、妻を置いて
心はうわの空だ。土は踏んでいるけれど。
巻11－2541
たもとはり→枕詞→行きつ戻りつする
こころそらなり つちはふめども
★ 行きつ戻りつする行箕の里に、妻を置いて
心はうわの空だ。土は踏んでいるけれど。
巻11－2541
たもとはり→枕詞→行きつ戻りつする
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