×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
★ しきたへの ころもでかれて わをまつと
あるらむこらは おもかげにみゆ
★ 敷栲の衣の袖も離れてたまま、私を待っているであろう
あの子が、面影に立って見える。
巻11－2607
敷栲の→枕詞→立派な布の意
あるらむこらは おもかげにみゆ
★ 敷栲の衣の袖も離れてたまま、私を待っているであろう
あの子が、面影に立って見える。
巻11－2607
敷栲の→枕詞→立派な布の意
[0回]
★ ひとめおおみ つねかくのみし さもあらば
いづれのときか わがこひざらむ
★ 人目が多いのでいつもこのようにしてばかりいれば、
いったいいつになったら、私は恋する時なく
いられるのでしょう。
巻11－2606
いづれのときか わがこひざらむ
★ 人目が多いのでいつもこのようにしてばかりいれば、
いったいいつになったら、私は恋する時なく
いられるのでしょう。
巻11－2606
[0回]
★ たまほこの みちゆきぶりに おもはぬに
いもをあいみて こふるころかも
★ 玉桙の道の行きずりのままに、思いもかけず
あの子に出逢って、恋しく思うこの頃です。
巻11－2605
玉桙の→枕詞
道行きぶりに→道の行きずりに
思はぬに→想像もしていなかった状態に対していう
いもをあいみて こふるころかも
★ 玉桙の道の行きずりのままに、思いもかけず
あの子に出逢って、恋しく思うこの頃です。
巻11－2605
玉桙の→枕詞
道行きぶりに→道の行きずりに
思はぬに→想像もしていなかった状態に対していう
[0回]
★ おもひでて ねにはなくとも
いちしろく ひとのしるべく なげかすなゆめ
★ 私を思い出して声をたてて泣くようなことがあっても
はっきりと人はしるようにお嘆きになってはいけません。けっして。
巻11－2604
哭→大声緒をあげて泣くの意
いちしろく→耳や目に顕著に表れるの意
いちしろく ひとのしるべく なげかすなゆめ
★ 私を思い出して声をたてて泣くようなことがあっても
はっきりと人はしるようにお嘆きになってはいけません。けっして。
巻11－2604
哭→大声緒をあげて泣くの意
いちしろく→耳や目に顕著に表れるの意
[0回]
★ こころをし きみにまつると おもへれば
よしこのころは こひつつをあらむ
★ 私の心を差し上げたと思っているので、
ままよ、この頃は、恋続けていましょう。
巻11－2603
よし→よしや、ままよ
よしこのころは こひつつをあらむ
★ 私の心を差し上げたと思っているので、
ままよ、この頃は、恋続けていましょう。
巻11－2603
よし→よしや、ままよ
[0回]