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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ いまさらに きみがたまくら まきねめや

  わがひものをの とけつつもとな

★ 今更、あなたの手を枕にして寝ることなどあるでしょうか?

  私の紐の緒が解けてどうにもなりません。

    巻11-2611

 寝めや→や→反語

 もとな→もとなし→どうにもならぬ思いがする

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★ ぬばたまの わがくろかみを ひきぬらし

    みだれてさらに こひわたるかも

★ ぬばたまの私の黒髪を、引きほどいて

  そのように、心も乱れて、恋慕い続けることです。

   巻11-2610

濡らす→ぬる→ほどける

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今日、今年、二度目の雪が、降るらしい。

あ~あ、早く二月よ、過ぎてください。

よりによって、この雪が降るという日に、

街へ出かけなければならない。

スイス帰りの娘と二人で、お食事に行くのです。

昨夜は、久しぶりに帰国した次女と長女の家族と一緒に

温かいだご汁を食べた。

みなが「おいしい、おいしい」と言ってくれて

とても幸せだった。

さて、今日は、気が重たいが完全防備で、

雪の街へ繰り出すとしよう。

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★ しろたへの そではまゆひぬ 

  わぎもこが いえのあたりを やまずふりしに

★ 白栲の袖はほつれてしまった。愛しいあの子の家の

  あたりでしきりに振ったので

巻11-2609
 
  白栲の→枕詞

  まゆひぬ→ほつれること

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★ いもがそで わかれしひより 

  しろたへの ころもかたしき こひつつそねる

★ 妻の袖を離れて別れた日からずっと

  白栲の衣の片方だけ敷いて恋いつつ寝ることです。

   巻11-2608

 白栳の→枕詞 

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