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★ いもがめの みまくほしけく
ゆふやみの このはごもれる つきまつごとし
★ 妻の目を見たいと思うことは、夕闇の木の葉に
隠っている月の出るのを待つようなものです。
巻11－2666
ゆふやみの このはごもれる つきまつごとし
★ 妻の目を見たいと思うことは、夕闇の木の葉に
隠っている月の出るのを待つようなものです。
巻11－2666
[0回]
★ つきしあれば あくらむわきも しらずして
ねてわがこしを ひとみけむかも
★ 月が照らしていたので、夜の明けるけじめも
わからず、寝過ごしてきたのを人は見ただろうか？
巻11－2665
別→区別、けじめ
ねてわがこしを ひとみけむかも
★ 月が照らしていたので、夜の明けるけじめも
わからず、寝過ごしてきたのを人は見ただろうか？
巻11－2665
別→区別、けじめ
[0回]
★ つきしあれば あくらむわきも しらずして
ねてわがこしを ひとみけむかも
★ 月が照らしていたので、夜が明けたけじめもわからず
寝過ごして私が帰ってきたのを人は見たでしょうか？
巻11－2665
別→区別、けじめ
ねてわがこしを ひとみけむかも
★ 月が照らしていたので、夜が明けたけじめもわからず
寝過ごして私が帰ってきたのを人は見たでしょうか？
巻11－2665
別→区別、けじめ
[0回]
★ ゆふづくよ あかときやみの あさかげに
わがみはなりぬ なをおもひかねに
★ 夕月の頃の、夜明けの闇の後の、朝の
影法師のように私はなった。
あなたを思いかねて
巻11－2664
暁闇の→明け方の闇
朝影→朝のぼんやりとした陽光による細長くはかない影法師
わがみはなりぬ なをおもひかねに
★ 夕月の頃の、夜明けの闇の後の、朝の
影法師のように私はなった。
あなたを思いかねて
巻11－2664
暁闇の→明け方の闇
朝影→朝のぼんやりとした陽光による細長くはかない影法師
[0回]
★ ちはやぶる かみのいかきも こえぬべし
いまはわがなの おしけくもなし
★ 神威のある神の聖なる域も超えてしまおう。
今となっては、私の名など惜しいこともない
巻11－2663
ちはやぶる→枕詞→神威のある
神の斎垣→神域を隔てる聖なる垣
いまはわがなの おしけくもなし
★ 神威のある神の聖なる域も超えてしまおう。
今となっては、私の名など惜しいこともない
巻11－2663
ちはやぶる→枕詞→神威のある
神の斎垣→神域を隔てる聖なる垣
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