万葉歌手辻友子
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2025/08/21 (Thu)
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春の雑歌>巻10-1814「古の 人の植ゑけむ 杉が枝に 霞たなびく 春は来ぬらし」
★ いにしへの ひとのうえけむ すぎがゑに
かすみたなびく はるはきぬらし
★ 昔の人が植えたという杉の枝に、霞がたなびいている。
春が来たらしい。
巻10-1814 柿本人麻呂歌集
[0回]
2015/03/31 (Tue)
万葉たまゆら
春の雑歌>巻10-1813「巻向の 檜原に立てる 春霞 おぼにし思はば なづみ来めやも」
★ まきむくの ひばらにたてる はるがすみ
おぼにしおもはば なづみこめやも
★ 巻向くの檜原に立ち込める春霞のように
ぼんやりといい加減におもうのなら
どうしてこれほどまでに苦労してやってこようか
巻11-1813 柿本人麻呂歌集
・おぼにし→いい加減に、おぼろに、
・なづみ→なづむ→行き悩む、難渋するの意
[0回]
2015/03/30 (Mon)
万葉たまゆら
春の雑歌>巻10-1812「ひさかたの 天の香具山 このゆふべ 霞たなびく 春たつらしも」
★ ひさかたの あまのかぐやま このゆふべ
かすみたなびく はるたつらしも
★ ひさかたの天の香具山には、この夕方に
霞がはなびいているらしいよ。
春が来たのかなあ
巻10-1812
・ひさかたの→枕詞
[0回]
2015/03/30 (Mon)
万葉たまゆら
謦喩>巻11-2840「幾多も 降らぬ雨ゑ わが背子が み名のここだく 滝もとどろに」
★ いくばくも ふらぬあめふゑ
わがせこが みなのここだく たきもとどろに
★ それほど降らない雨なのに、わたしのいとしの君は
わが背の君の、噂がこんなにも、まるで滝の音の
とどろくばかりに・・・
巻11-2840 滝に寄せて思ひを喩ふ
・「み名のここだく→ミ→尊敬
名→噂
ここだ→程度の甚だしいの意
[0回]
2015/03/30 (Mon)
万葉たまゆら
謦喩>巻i11-2839「かくしてや なほや守らむ 大荒木の 浮田の杜に 標にあらなくに」
★ かくしてや なほやまもらむ
おおあらきの うきたのもりに しめあらなくに
★ このようにして、いつまでも守って行くのでしょうか。
私は浮田の杜の標ではないのに
巻11-2839 標に寄せて思ひを喩ふ
[0回]
2015/03/30 (Mon)
万葉たまゆら
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