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★ しらゆきの ふりしくやまを こえゆかむ
きもをそもとな いきのをにおもう
★白雪の降り積もる山を越えて行くでしょうあなたを
無性に命を懸けてお慕いします
大伴家持
巻１９－４２８１
きもをそもとな いきのをにおもう
★白雪の降り積もる山を越えて行くでしょうあなたを
無性に命を懸けてお慕いします
大伴家持
巻１９－４２８１
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★ たちわかれ きみがいまさば しきしまの
ひとはわれじく いはひてまたむ
★ 立ち別れてあなたがいってしまわれたら、この大和の人は
皆わが事のように身を慎んで祈りつつ待つことでしょう
大伴黒麻呂
巻19－4280
ひとはわれじく いはひてまたむ
★ 立ち別れてあなたがいってしまわれたら、この大和の人は
皆わが事のように身を慎んで祈りつつ待つことでしょう
大伴黒麻呂
巻19－4280
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★ のとがわの のちにはあはむ しましくも
わかるといへば かなしくもあるか
★能登川の名の如く後にはお逢いいたしましょう。
しかし、暫く別れるといえば何と悲しいことか
船王
巻19－4279
わかるといへば かなしくもあるか
★能登川の名の如く後にはお逢いいたしましょう。
しかし、暫く別れるといえば何と悲しいことか
船王
巻19－4279
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★あしひきの やましたひかげ かづらける
うえにやさらに うめをしのはむ
★あしひきの山陰の日陰の葛をかづらにし、その上に
梅の花まで賞美いたしましょうか
あしひきの→枕詞
大伴家持
巻19－4278
うえにやさらに うめをしのはむ
★あしひきの山陰の日陰の葛をかづらにし、その上に
梅の花まで賞美いたしましょうか
あしひきの→枕詞
大伴家持
巻19－4278
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★ そでたれて いざわがそのに うぐひすの
こづたひちらす うめのはなみに
★ 袖垂れて、さぁわが苑においでください。鶯が
木を伝っては花を散らす梅の花見に
巻19－4277
こづたひちらす うめのはなみに
★ 袖垂れて、さぁわが苑においでください。鶯が
木を伝っては花を散らす梅の花見に
巻19－4277
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