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★ みやひとの そでつけころも あきはぎに
にほひよろしき たかまどのみや
★大宮人の祖長い衣が、秋萩に照りはえて美しい
高円の宮よ
大伴家持
巻19－4315
にほひよろしき たかまどのみや
★大宮人の祖長い衣が、秋萩に照りはえて美しい
高円の宮よ
大伴家持
巻19－4315
[0回]
★ やちぐさに くさきをうえて ときごとに
さかむはなをし みつつしのはむ
★いろいろに草木を植えて、季節ごとに咲く花を
見ながらそのうつくしさをめでよう
大伴家持
巻19－4313
さかむはなをし みつつしのはむ
★いろいろに草木を植えて、季節ごとに咲く花を
見ながらそのうつくしさをめでよう
大伴家持
巻19－4313
[0回]
★あおなみに そでさへぬれて こぐふねの
かしふるほどに さよふけなかむ
★青波に袖まで濡らして漕ぎ渡った船の、かしを
をうちたてている間に、夜は更けてしまうだろうか
巻19－4313
かしふるほどに さよふけなかむ
★青波に袖まで濡らして漕ぎ渡った船の、かしを
をうちたてている間に、夜は更けてしまうだろうか
巻19－4313
[1回]
★ あきくさにおく しらつゆの あかずのみ
あひみるものを つきをしまたむ
★秋草に置く白露のように、いつまでも見飽きる事がない
出遭いだのに。月が経ってゆくのを待とう
巻１９－４３１２
あひみるものを つきをしまたむ
★秋草に置く白露のように、いつまでも見飽きる事がない
出遭いだのに。月が経ってゆくのを待とう
巻１９－４３１２
[0回]
★あきかぜに いまきまかと ひもときて
うらまちをるに つきかたぶきぬ
★秋風の中、彦星が今来るか来るかと紐を解いて
心待ちしているともうつきが傾いてしまった。
大伴家持
巻１９－４３１１
うらまちをるに つきかたぶきぬ
★秋風の中、彦星が今来るか来るかと紐を解いて
心待ちしているともうつきが傾いてしまった。
大伴家持
巻１９－４３１１
[0回]