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★ こひごころ きなきならの やまになく
とりのまなくとき わがこふらくは
★ 恋の衣を着馴らす奈良の山に鳴く鳥の
声ではないけれど、絶え間の無いことです。
私が恋する事は・・・・
巻12－3088
とりのまなくとき わがこふらくは
★ 恋の衣を着馴らす奈良の山に鳴く鳥の
声ではないけれど、絶え間の無いことです。
私が恋する事は・・・・
巻12－3088
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★ こひころも きならのやまに なくとりの
まなくときなし わがこふらくは
★ 恋の衣を着馴れる奈良の山に 鳴く鳥のように
絶え間なく時を定めぬことよ、わが恋は
巻12－3088
まなくときなし わがこふらくは
★ 恋の衣を着馴れる奈良の山に 鳴く鳥のように
絶え間なく時を定めぬことよ、わが恋は
巻12－3088
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★ ますげよし そがのかはらにも なくちどり
まなしわがせこ わがこふらくは
★ 真菅も美しい宗我の河原にに鳴く千鳥ではないが、
始終絶え間のないここです。 私が恋することは・・
巻12－3088
まなしわがせこ わがこふらくは
★ 真菅も美しい宗我の河原にに鳴く千鳥ではないが、
始終絶え間のないここです。 私が恋することは・・
巻12－3088
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★ なかなかに ひととあらずは くわこにも
ならましものを たまのをばかり
★ なまじよりは、ひとであるよりは、
蚕にでもなればよかったものを
巻12－3036
・ なかなかに→なまなかに、ちゅうとはんぱに
・ 玉の緒→短さの比喩
ならましものを たまのをばかり
★ なまじよりは、ひとであるよりは、
蚕にでもなればよかったものを
巻12－3036
・ なかなかに→なまなかに、ちゅうとはんぱに
・ 玉の緒→短さの比喩
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★ あさかげに わがみはなりぬ
たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆ
★ 朝影のように わが身ははかなくなってしまいました。
玉のきらめきのようにかすかに見えたただけで、去っていった
あの子のように・・・・
巻12－3075
・玉かぎる→枕詞→玉のかすかなきらめきから
たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆ
★ 朝影のように わが身ははかなくなってしまいました。
玉のきらめきのようにかすかに見えたただけで、去っていった
あの子のように・・・・
巻12－3075
・玉かぎる→枕詞→玉のかすかなきらめきから
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