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★ わがせこが やどのたちばな はなをよみ
なくほととぎす みにそわがこし
★ わが家の橘の花がすばらしいので鳴く霍公鳥、
その霍公鳥を見に私はやって来たことです
巻8－1483 奄君諸立
・よみ→よし
なくほととぎす みにそわがこし
★ わが家の橘の花がすばらしいので鳴く霍公鳥、
その霍公鳥を見に私はやって来たことです
巻8－1483 奄君諸立
・よみ→よし
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★ みなひとの まちしうのはな ちりぬとも
なくほととぎす われわすれめや
★ みんなが待っていた卯の花が散ってしまったとしても
そこで鳴いている霍公鳥を私はどうして
忘れようか・・忘れはしない・・・
巻8－1482 大伴家持
なくほととぎす われわすれめや
★ みんなが待っていた卯の花が散ってしまったとしても
そこで鳴いている霍公鳥を私はどうして
忘れようか・・忘れはしない・・・
巻8－1482 大伴家持
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★ わがやどの はなたちばなに ほととぎす
いまこなかめ ともにあへるとき
★ わが家の庭の花橘に、霍公鳥は今こそ鳴いて欲しい
友に逢っているこの時に・・・
巻8－1481 大伴家持
いまこなかめ ともにあへるとき
★ わが家の庭の花橘に、霍公鳥は今こそ鳴いて欲しい
友に逢っているこの時に・・・
巻8－1481 大伴家持
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★ わがやどに つきおしてれり ほととぎす
こころあらばこよひ きなきとよもせ
★ わが家にはつきが一面に照り渡っている。
霍公鳥よ。わが思いを理解する心を持って欲しい。
今夜やってきて、鳴き声を響かせておくれ
巻8－1480 大伴家持
こころあらばこよひ きなきとよもせ
★ わが家にはつきが一面に照り渡っている。
霍公鳥よ。わが思いを理解する心を持って欲しい。
今夜やってきて、鳴き声を響かせておくれ
巻8－1480 大伴家持
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★ こもりのみ をればいぶせみ いでたちきけば
なぐさむと きなくひぐらし
★ 家に引きこもってばかりいると、うっとうしいので
心が慰められるかと外に出て立ち聞いていると
やって来ては鳴くひぐらしよ
巻８－1479 大伴家持
なぐさむと きなくひぐらし
★ 家に引きこもってばかりいると、うっとうしいので
心が慰められるかと外に出て立ち聞いていると
やって来ては鳴くひぐらしよ
巻８－1479 大伴家持
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