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★ しらさきは さきくありえて
おほふねに まかぢしじぬき またかへりみむ
★ 白崎は変わらずに待っていよう。大船の両舷に
立派な楫をいっぱい通してまたやって来て見よう
巻9－1668
おほふねに まかぢしじぬき またかへりみむ
★ 白崎は変わらずに待っていよう。大船の両舷に
立派な楫をいっぱい通してまたやって来て見よう
巻9－1668
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★ いもがため われたまもとむ おきへなる
しらたまよせこ おきつしらなみ
★ 妻の為に私は玉を求めます。沖辺にある白玉を
打ち寄せて持ってきてくれ。沖の白波よ
巻９－1667 太上天皇
しらたまよせこ おきつしらなみ
★ 妻の為に私は玉を求めます。沖辺にある白玉を
打ち寄せて持ってきてくれ。沖の白波よ
巻９－1667 太上天皇
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★ あさぎりに ぬれにしころも ほさずして
ひとりきみが やまぢこゆらむ
★ 朝の霧に濡れた衣を乾かすこともなく
一人であの人は山道を越えてゆくのだろうか
巻９－1666
ひとりきみが やまぢこゆらむ
★ 朝の霧に濡れた衣を乾かすこともなく
一人であの人は山道を越えてゆくのだろうか
巻９－1666
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★ いもがため われたまひろふ おきへなる
たまよせもちき おきつしらなみ
★ 妻の為に私は玉を拾う。沖辺にある玉を打ち寄せて
持ってきてください。沖の白波よ
巻９－1665 岡本宮に天の知らしめしし天皇
たまよせもちき おきつしらなみ
★ 妻の為に私は玉を拾う。沖辺にある玉を打ち寄せて
持ってきてください。沖の白波よ
巻９－1665 岡本宮に天の知らしめしし天皇
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★ ゆふされば をぐらのやまに ふすしかの
こよひはなかず いねにけらしも
★ 夕方になると小倉の山にやどる鹿は
今夜は鳴かない。寝入ったでしょう
巻９－1664 雄略天皇
こよひはなかず いねにけらしも
★ 夕方になると小倉の山にやどる鹿は
今夜は鳴かない。寝入ったでしょう
巻９－1664 雄略天皇
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