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★ いへびとの つかひにあるらし
はるさめの よくれどわれを ぬらすおもへば
★ 家の妻の使いであるらしい。よけても私を濡らすとことを
考えると
巻9－1697 柿本人麻呂歌集
はるさめの よくれどわれを ぬらすおもへば
★ 家の妻の使いであるらしい。よけても私を濡らすとことを
考えると
巻9－1697 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ ころもで なきのかへ はるさめに
われたちぬると いへおもふらむ
★ 衣手の名木川のほとりに、私が春雨に濡れていると
家ではおもっているだろうか
巻9－1696
われたちぬると いへおもふらむ
★ 衣手の名木川のほとりに、私が春雨に濡れていると
家ではおもっているだろうか
巻9－1696
[0回]
★ いもがかど いづみがはの とこなめに
みゆきのこれり いまだふゆかも
★ 妻の門に入り出る、泉川の 清らかない岩に
雪が残っている。まだ冬だなぁ
巻9－1695 柿本人麻呂歌集
みゆきのこれり いまだふゆかも
★ 妻の門に入り出る、泉川の 清らかない岩に
雪が残っている。まだ冬だなぁ
巻9－1695 柿本人麻呂歌集
[0回]
★ たくひれの さぎざかやまに しらつつじ
われににほはね いもにしめさむ
★ 美しい白領巾のような鷺ー鷺坂山の 白つつじよ。
私に匂って欲しい帰って示そう
巻9－1694 柿本人麻呂歌集
われににほはね いもにしめさむ
★ 美しい白領巾のような鷺ー鷺坂山の 白つつじよ。
私に匂って欲しい帰って示そう
巻9－1694 柿本人麻呂歌集
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★ たまくしげ あけまくをしき あたらよを
ころもでかれて ひとりかもねむ
★ 玉匣をあけるような夜が袖を交わすことなく
片方だけ敷いて、独りで寝るのかなぁ
巻9－1693 柿本人麻呂歌集
ころもでかれて ひとりかもねむ
★ 玉匣をあけるような夜が袖を交わすことなく
片方だけ敷いて、独りで寝るのかなぁ
巻9－1693 柿本人麻呂歌集
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