忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[550]  [551]  [552]  [553]  [554]  [555]  [556]  [557]  [558]  [559]  [560
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ やましろの くせのさぎざか かみよより

   はるはりつつ あきはちりけり

★ 山城の久世の鷺坂よ。神代の昔から、久しく

  春は芽吹きつづけ、秋は葉を散らして来たことです

    巻9-1707   柿本人麻呂歌集

・ 春は張りつつ→芽をふくらませる

拍手[0回]

★ ぬばたまの よぎりはたちぬ ころもでの

   たかやのうへに たなびくまでに

★ ぬばたまの夜霧は、たちこめてたことです。

  衣手の高屋の上をおおって靡くほどに・・・

     巻9-1706  舎人皇子

・ぬばたまの→枕詞

拍手[0回]

★ ふゆこもり はるへをこひて うえしきの

   みになるときを かたまつわれを

★ 冬が終わって来る春の頃を恋しく思って

  植えた木が やがて実る時を半ば待つことです

   巻9-1705    柿本人麻呂歌集

・冬こもり→枕詞

拍手[0回]

★ ふさたおり たむのやまぎり しげみかも

   ほそかわのせに なみのさわける

★ 一杯に手折り枝もたわむー多武の山霧たちこめるからか

  細川の瀬に 波音が騒がしいことです

   巻9-1704  柿本人麻呂歌集

拍手[0回]

★ くもがくり かりなくときは あきやまの

   もみちかたまつ ときはすぐれど

★ 雲に隠れて雁が鳴く時は,秋の黄葉があれば良いと思う。

  すでに、黄葉の時は過ぎてしまったというのに・・・

    巻9-1703  柿本人麻呂歌集

拍手[1回]

カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]