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★ たまのをの うつしこころや やそじかけ
こぎいでむふねに おくれてをらむ
★ 春日にある三笠の山にかかる雲は出て見る
たびにあなたこそ思うよ
巻12－3221
こぎいでむふねに おくれてをらむ
★ 春日にある三笠の山にかかる雲は出て見る
たびにあなたこそ思うよ
巻12－3221
[0回]
★ あしひきの かたやまきぎし たちゆかむ
きみにおくれて うつしけめやも
★ あしひきの 片山の雉が 飛び立つように発っていく
あなたに残されてどうして正気でいられようか
・あしひきの→枕詞
巻12－3210
きみにおくれて うつしけめやも
★ あしひきの 片山の雉が 飛び立つように発っていく
あなたに残されてどうして正気でいられようか
・あしひきの→枕詞
巻12－3210
[0回]
★ かすがなる みかさのやまに ゐるくもを
いでみるごとに きみをしそおもふ
★ 春日にある三笠の山にかかる雲を、出て
見るたびにあなたをこそ思います
巻12－3209
いでみるごとに きみをしそおもふ
★ 春日にある三笠の山にかかる雲を、出て
見るたびにあなたをこそ思います
巻12－3209
[0回]
★ ひさにあらむ きみをおもふに
ひさかたの きよきつきよに やみのみにみゆ
★ 長く逢わないではずの君を思うと、久方の
清き月夜も闇夜にしかみえない
・ひさかたの→枕詞
巻12－3208
ひさかたの きよきつきよに やみのみにみゆ
★ 長く逢わないではずの君を思うと、久方の
清き月夜も闇夜にしかみえない
・ひさかたの→枕詞
巻12－3208
[0回]
★ あらたまの としのををながく てるつきの
あかざつきみや あすわかれなむ
★ あらたまの年を何年も照る月のように、何年も
飽くることのない君に明日はいよいよ別れるのだろうだろうか
巻12－3207
あかざつきみや あすわかれなむ
★ あらたまの年を何年も照る月のように、何年も
飽くることのない君に明日はいよいよ別れるのだろうだろうか
巻12－3207
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