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★ しまらくは ねつつもあらむ いめにのみ
もとなみえつつ あをねになくる
★ 暫く句の間は安らかに寝ていたいのに
夢ばかりに、空しく見えつづけて私を泣かせるよ
巻14ー3471
もとなみえつつ あをねになくる
★ 暫く句の間は安らかに寝ていたいのに
夢ばかりに、空しく見えつづけて私を泣かせるよ
巻14ー3471
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★ あひみては ちとせいぬる いなをかも
あれやしかもおもふ きみまちがてに
★逢ってから千年経ったのか。違うのか。自分だけが
そう思うのか。あなたを待ちかねて
巻14－3570
あれやしかもおもふ きみまちがてに
★逢ってから千年経ったのか。違うのか。自分だけが
そう思うのか。あなたを待ちかねて
巻14－3570
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★ ゆうけにも こんやとのらろ わがせなは
なにそもこんや よしろきまさぬ
★ 夕占にも「今夜」と告げられたわが背は
どうして今夜、ええ、いらっしゃらないのか
巻14－3469
なにそもこんや よしろきまさぬ
★ 夕占にも「今夜」と告げられたわが背は
どうして今夜、ええ、いらっしゃらないのか
巻14－3469
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★ やまどりの おろのはつあさに かがみかけ
となふべみこそ なんじによりそめ
★ 山鳥の尾のように長い初麻に鏡を懸けて
神にことばを捧げる。－やがてそうなるべきものとして
ひとのうわさは私をお前に寄せるだろう
巻14－3466
となふべみこそ なんじによりそめ
★ 山鳥の尾のように長い初麻に鏡を懸けて
神にことばを捧げる。－やがてそうなるべきものとして
ひとのうわさは私をお前に寄せるだろう
巻14－3466
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★ おくやまの まきのいたどにして とどとして
わがひらかむ いりきてねなさね
★奥山の 真木づくりの板戸をどんどんと押して
私があけますから 入ってきてお休みしなさい
巻14－３４６７
わがひらかむ いりきてねなさね
★奥山の 真木づくりの板戸をどんどんと押して
私があけますから 入ってきてお休みしなさい
巻14－３４６７
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