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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ 天平八年丙氏の夏六月、使を新羅国の

  遣はし時に使人らの、格々別を悲しびて

  また、海路の上のにして旅を痛み

  思ひを陳べて作れる歌併せて

  所に当りて誦詠せ古歌

★てんぴょうはちねんへいしなろくがつ

 つかひをしらぎくにのつかはしときに

 つかひひとらの、おのおのべつをかなしびて

 また、うあなじのうえのにしてたびをいたみ

 おもひををのべてつくれつうたあわせて

 ところにあたりてとうえいせこうた

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★いとしいもを いづちいかめと やますげの

  そがひにねしく いまくやしも

★ いとしい妻をどこへいくはずもないと思って、

  山菅のように背中合わせに寝たことが、

  今こそ悔やまれる

    巻14-3577

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★なわしろの こなぎがはなを きぬにすり 

  なむままに まになにかかなしけ


★ 苗代の咲く子水葱の花を衣に擦り

  染めにして、衣がなえるにつれて

  馴れつつあの子はどうしてこんなに

  かわいいのか

    巻14-3576

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★ みやじろの すかへにたてる たてるかほが

    はなんさきいでそ こめてしのはむ

★ 里の中の花橘を引き寄せて折ろうとするのだが

  まだ若いのでそれが

    巻14-3575

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★ こさとなる はなたちばなを ひきよぢて

  おらむとすれば うらさかみこそ


★ あしひきの山に生える日かずのかずらのように

  そうそう得がたい美女を、そのまま枯らして

  しまうのか

    巻14-3474


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