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★ たづがなき あしべをさして とびわたる
あなたたづたづし ひとりさぬれば
★ 鶴が鳴いて葦辺をさして飛び渡って行く、
ああ、心細いことよ、一人さ寝れば
巻15－3626
あなたたづたづし ひとりさぬれば
★ 鶴が鳴いて葦辺をさして飛び渡って行く、
ああ、心細いことよ、一人さ寝れば
巻15－3626
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★われのみや よふねはこぐと おもへれば
おきへのかたに かぢのおとすなり
★山の端に月が傾くと、夜釣りをする人の
漁火が沖の波間に見え隠れするよ
巻15－3624
おきへのかたに かぢのおとすなり
★山の端に月が傾くと、夜釣りをする人の
漁火が沖の波間に見え隠れするよ
巻15－3624
[0回]
★やまのはに つきまたむけば あさりする
あまのともしび おきになづさふ
★ 山の端に月が傾くと、夜釣りする海が
漁火が、沖の波間に見え隠れするよ
巻15－3623
あまのともしび おきになづさふ
★ 山の端に月が傾くと、夜釣りする海が
漁火が、沖の波間に見え隠れするよ
巻15－3623
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★ つきよみの ひかりをきよみ ゆふなぎに
みずてのこえよび うらこぐかも
★ 月の光が清らかなので、夕方の静かな風の
中を、船頭たちが、掛け声をかけながら行くよ
巻14－3622
みずてのこえよび うらこぐかも
★ 月の光が清らかなので、夕方の静かな風の
中を、船頭たちが、掛け声をかけながら行くよ
巻14－3622
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★ わがいのちを ながとのとに しまのこまつばら
いくよをへてか かむさびわたる
★わが命を長くと願う、長門の島の小松原、どれほどの
歳月を経て、これほど神々しくなってきた来たのだろう
巻15－3621
いくよをへてか かむさびわたる
★わが命を長くと願う、長門の島の小松原、どれほどの
歳月を経て、これほど神々しくなってきた来たのだろう
巻15－3621
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