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★はるさめに もえしやなぎが うめのはな
ともにおくれぬ つねのものかも
★ 春雨によって萌え出したやなぎだろうか。それとも、
いつも梅の花という友に後れずに萌え出す楊だろうか
大伴家持
巻17ー3903
ともにおくれぬ つねのものかも
★ 春雨によって萌え出したやなぎだろうか。それとも、
いつも梅の花という友に後れずに萌え出す楊だろうか
大伴家持
巻17ー3903
[0回]
★ うめのはなみと しげにあり ともかくやきみは
きみはみれど あかにせむ
★ 梅の花が、深山が繁るように多くあろうとも、
これほどにあなたが満足することはないだろう
大伴家持
巻17－3902
きみはみれど あかにせむ
★ 梅の花が、深山が繁るように多くあろうとも、
これほどにあなたが満足することはないだろう
大伴家持
巻17－3902
[0回]
★ みふゆつぎは はるはきたれど 梅の花
君にしあらば 招く人もなし
★ 冬に春は来たれど、あなたでなければ梅の花を
招く人もいない
大伴家持
巻17－3901
君にしあらば 招く人もなし
★ 冬に春は来たれど、あなたでなければ梅の花を
招く人もいない
大伴家持
巻17－3901
[0回]
★ たなばたし 船乗りすらし ますみかがみ
きよきつくよに くもたちわたる
★ 織姫は今しも船に乗るらしい。真澄鏡のように
清らかな月夜だのに、雲が立ち渡るよ
巻17－3900
きよきつくよに くもたちわたる
★ 織姫は今しも船に乗るらしい。真澄鏡のように
清らかな月夜だのに、雲が立ち渡るよ
巻17－3900
[1回]
★ たいかいの おくどこもしらず ゆくわれを
いつきまさむと とひしこらは
★ 大海の奥の果てにわからずに旅行く私を、いつお帰りでしょう
と聞いたあの子よ
巻16－3798
いつきまさむと とひしこらは
★ 大海の奥の果てにわからずに旅行く私を、いつお帰りでしょう
と聞いたあの子よ
巻16－3798
[0回]