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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★しかれども 世に伝わることは、ひさかたの天にしては

 下照姫にはじまり、
  
    下照姫とは、天稚御子の妻なり。兄の神の形、丘、谷に

    映りてかがやくをよめるえびすうたなるべし。これらは、文字の

    数も定まらず、歌の様にもあらぬことどもなり。

★ そうではあるが、後世にのこされている歌としては、ひさかたの天上

  では下照姫に始まり

     下照姫とは、あめのわかひこの妻である。兄の神の御姿が

     丘や谷に映ってかがやいているのを詠んだえびすうたである。
  
     これらは、和歌としての文字の数も定まらず、歌の様でもない

     ようである

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★ あおによし ならのみやこは ふりぬれども

    ほととぎす  なかずあらなくに

★青丹美しい奈良の都はさびれてしまったけれど、だからと言って

 昔なじみのホトトギスが鳴いてくれないわけはないのです

          巻17-3919  大伴家持

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★たちばなの にほへるかかも ほととぎす

   なくよのあめに  うつろひぬらむ

★ 橘の花から浸み出ていた香気は、ほととぎすが

  鳴くこの夜半の雨に、消えうせてしまっただろうか

       巻17-3916  大伴家持

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★そでひちて むすびしみずの こおれるを

   はるたつきょうの  かぜやとくらむ

★ 袖の濡れるのもいとわず手で掬った、あの水は

  冬の間は凍ってしまっていた。しかしそれも、

 立春の今日の風がとかしてくれているだろう。

              紀貫之

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★この歌、天地ひらけ初まりける時より出できにけり。

 天の浮橋の下にて、女神男神となりたまへることを言へる

 歌なり。

★ この歌、天地開闢と同時に発生したものである。

  天の浮橋の下にて、女神男神となりたまへることを

  言った歌である。

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