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★ あらおあらが ゆきにしひより しがのあまが
おおうらたはぬまは さびしくもあるか
★ 荒雄が行ってしまった日から、志賀の海人のいる
大浦田沼は寂しくなったことよ
山上臆良
巻17－3863
おおうらたはぬまは さびしくもあるか
★ 荒雄が行ってしまった日から、志賀の海人のいる
大浦田沼は寂しくなったことよ
山上臆良
巻17－3863
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★つかさこそ さしてもあらめ こころいでに
ゆきしあらおあにら なみにのる
★ 役者こそ指名して派遣するが、そんな強制もないのに
自分から出かけていった荒雄が波間から袖をふるよ
山上臆良
巻１７－3864
ゆきしあらおあにら なみにのる
★ 役者こそ指名して派遣するが、そんな強制もないのに
自分から出かけていった荒雄が波間から袖をふるよ
山上臆良
巻１７－3864
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★ しかのやま いたくなきりそ あらをらが
よすかのやま みつつしのはむ
★ 志賀の山をひどく伐るな。荒雄の山のゆかりの山として
見ながら荒雄を偲ぼう
巻17－3862
よすかのやま みつつしのはむ
★ 志賀の山をひどく伐るな。荒雄の山のゆかりの山として
見ながら荒雄を偲ぼう
巻17－3862
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★ あらをらを こむかこじかと いひもりに
かどにいでたち まてどきまさず
★ 荒雄に、帰って来るか来ないかと御飯を盛って
門に出て立って待つのに、帰ってこられない
山上臆良
巻17－3861
かどにいでたち まてどきまさず
★ 荒雄に、帰って来るか来ないかと御飯を盛って
門に出て立って待つのに、帰ってこられない
山上臆良
巻17－3861
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★ おほきみの つかださなくに さかしらに
あらをらを おきにそでふる
★ 大君が派遣したのでないのに自分から進んでいった荒雄は
沖で袖振るよ
巻１７－3860
あらをらを おきにそでふる
★ 大君が派遣したのでないのに自分から進んでいった荒雄は
沖で袖振るよ
巻１７－3860
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