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★ いかにある ふせのうみ そのここだくに
きみがみせむと われとどむる
★いったい、どれほど美しい布勢の浦なのだろう。
よって感懐を各自述べて作った歌
大伴家持
巻18－4036
きみがみせむと われとどむる
★いったい、どれほど美しい布勢の浦なのだろう。
よって感懐を各自述べて作った歌
大伴家持
巻18－4036
[0回]
★ほととぎす いとふときなし あやめぐさ
かずらにせむひ こゆなきわたれ
★ ほととぎすの声はいつ聞いても良い
菖蒲草を鬘にする日はここを通って
鳴き渡って欲しい
田辺福麻呂
巻18－4035
かずらにせむひ こゆなきわたれ
★ ほととぎすの声はいつ聞いても良い
菖蒲草を鬘にする日はここを通って
鳴き渡って欲しい
田辺福麻呂
巻18－4035
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★なくれのうみに しおのはやひば あさりした
いでもうとつるは いまそなくなる
★ 奈呉の海に潮が引いたら、早々と餌をあさりにゆこうと
鶴は今鳴いているようだ
・散らしてかも→「散らし」→推量
→もしかして、ひょっとして
大伴家持
巻18－4043
いでもうとつるは いまそなくなる
★ 奈呉の海に潮が引いたら、早々と餌をあさりにゆこうと
鶴は今鳴いているようだ
・散らしてかも→「散らし」→推量
→もしかして、ひょっとして
大伴家持
巻18－4043
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★ なみたてば なごのうらに まによるかいを
まなきこひにこそ としはへにける
★波が立つに連れて奈呉の海岸に寄って来る貝のように
、絶え間なくお慕いつつ何年かをすごしたことです
大伴家持
巻17－4033
まなきこひにこそ としはへにける
★波が立つに連れて奈呉の海岸に寄って来る貝のように
、絶え間なくお慕いつつ何年かをすごしたことです
大伴家持
巻17－4033
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★ なごのうらに ふねかしませ おきにいでて
なみたちこやと みてかへりこむ
★ 奈呉の海にしばらく海を貸してくれ。沖に
漕ぎだしていって、波が美しく沸いてくる
さまをうかがって来よう
大伴家持
巻17－4032
なみたちこやと みてかへりこむ
★ 奈呉の海にしばらく海を貸してくれ。沖に
漕ぎだしていって、波が美しく沸いてくる
さまをうかがって来よう
大伴家持
巻17－4032
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