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★ たましかず きみがくいて いふほりえには
たましきみちて つぎてかよはむ
★ 玉を敷かないであなたが悔んで言うその堀江には
、これから一面に玉を敷きつめて、通いつづけましょう
元正天皇
巻18－4057
たましきみちて つぎてかよはむ
★ 玉を敷かないであなたが悔んで言うその堀江には
、これから一面に玉を敷きつめて、通いつづけましょう
元正天皇
巻18－4057
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★ ほりえには 珠しかましを おおきみを
みふねこがむと かねてしりせば
★ 堀江には玉を敷けば良かったものを。
大君よ、御船を漕ぐと前々から知って
いましたな
橘緒兄
巻18－4056
みふねこがむと かねてしりせば
★ 堀江には玉を敷けば良かったものを。
大君よ、御船を漕ぐと前々から知って
いましたな
橘緒兄
巻18－4056
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★ かへるのみち ゆかむひは いつはたの
そでふりし われをおもはば
★帰の地の隅道を通って行く日は、五幡の坂で
袖を振ってください。私を思ってくださるのなら
大伴家持
巻18－4055
そでふりし われをおもはば
★帰の地の隅道を通って行く日は、五幡の坂で
袖を振ってください。私を思ってくださるのなら
大伴家持
巻18－4055
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★ ほととぎす こよなきわたれ ともしびを
つくよになぞへ そのかげをみむ
★ ほととぎすよと、ここを通って鳴き渡っていけ
燈火を月に見たてて、その姿も見よう
大伴家持
巻18－4054
つくよになぞへ そのかげをみむ
★ ほととぎすよと、ここを通って鳴き渡っていけ
燈火を月に見たてて、その姿も見よう
大伴家持
巻18－4054
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★ きのくれに なりぬるものを ほととぎす
なにかきなかぬ きみにあえるとき
★木立の下が暗く繁茂する時になったのに、ほととぎすは
やって来て鳴かないか。この、君と逢っている時に
久米広縄
巻18－4053
なにかきなかぬ きみにあえるとき
★木立の下が暗く繁茂する時になったのに、ほととぎすは
やって来て鳴かないか。この、君と逢っている時に
久米広縄
巻18－4053
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