万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2024/11/22 (Fri)
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巻20-4324「遠江 白羽の磯と 贄の浦と 合ひてしあらば 言も通はむ」
★ とへたほみ しるはのいそと にへのうらと
あひてしあらば こともかゆはむ
★ 遠江の白羽の磯と、贄の浦とがくっついているのなら、言葉を
通わすことも、出来ように・・・・
巻20-4324 丈部川相(はせつかべのかはひ)
[0回]
2018/07/12 (Thu)
万葉防人の歌
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「時々の 花は咲けども 何すれそ 母とふ花の 咲き出来ずけむ」
★ ときどきの はなはさけども なにすれそ
ははとふはなの さきでこずけむ
★ 時々の花は咲くけれども、どうして母という花が
咲き出てこなかったのだろうか・・・・
丈部真麻呂(はせつかべのままろ)
[0回]
2018/07/11 (Wed)
万葉防人の歌
Comment(0)
花の香を 風の便りに たぐへてぞ 鶯さそふ しるべにはやる
★ はなのかを かぜのたよりに たぐへてぞ
うぐひすさそふ しるべにはやる
★ 風の手紙に花の香りを添えて、まだ山にひそんでいる
鶯を誘い出そう・・・道案内になるように・・・
紀友則
[0回]
2018/07/11 (Wed)
古今和歌集
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山風に とくる氷の ひまごとに うち出づる波や 春の初花
★ やまかぜに とくる氷の ひまごとに
うち出づる波や 春の初花
★ 山から吹く春風に解けた氷のすき間から
ほとばしる波、これこそ、春一番に咲く花と
言うべきなのだろうか・・・
源 当純(みなもとのまさずみ)
[0回]
2018/07/08 (Sun)
古今和歌集
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「我が妻は いたく恋ひらし 飲む水に 影さへ見えて よに忘られず」
★わがつまは いたくこひらし のむみずに
かげさへみえて よにわすられず
★ わが妻はとても恋うているらしい。飲む水に
面影までが映って見えて、とても忘れられないことです
巻20-4322 若倭部身麻呂(わかやまとべのみまろ)
[0回]
2018/07/08 (Sun)
万葉防人の歌
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