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★みしまのに かすみたなびき しかすがに
きのふもけふも ゆきはふりつつ
★三島野に 霞はたなびいているが、それでも、昨日
も今日も降りつづけて
大伴家持
巻19－4079
きのふもけふも ゆきはふりつつ
★三島野に 霞はたなびいているが、それでも、昨日
も今日も降りつづけて
大伴家持
巻19－4079
[0回]
★ こふというのは えもなづけたり いふすべの
すべのたつきも なきはあがり
★「恋う」ということばは、よくぞ、言ったものです。
この心が「恋う」以外言い表しようもないのは、私の
身のほうです
・言うすべもたづきはなくに→「すべ」「たづき」
→手段・方法
大伴家持
なき19－4078
すべのたつきも なきはあがり
★「恋う」ということばは、よくぞ、言ったものです。
この心が「恋う」以外言い表しようもないのは、私の
身のほうです
・言うすべもたづきはなくに→「すべ」「たづき」
→手段・方法
大伴家持
なき19－4078
[0回]
★わがせこが ふるきかきつの さくらばな
いまだふふめり ひとめみにこね
★あなたの旧宅の中の垣根の桜の花はまだつぼみです。
一目見にいらっしゃい
大伴家持
巻19－4077
いまだふふめり ひとめみにこね
★あなたの旧宅の中の垣根の桜の花はまだつぼみです。
一目見にいらっしゃい
大伴家持
巻19－4077
[0回]
★あしひきの やまはなくも つきみれば
おなじきさとを こころへだてつ
★ あしひきの山がなくて欲しい。月を見ると
同じ里だと思えりのに。山が気持ちを隔ててしまっています
大伴家持
巻19－4067
おなじきさとを こころへだてつ
★ あしひきの山がなくて欲しい。月を見ると
同じ里だと思えりのに。山が気持ちを隔ててしまっています
大伴家持
巻19－4067
[0回]
★あひおもはず あるらむきみを あやしくも
なげきわたるか ひとのとうまで
★私ほどには思っていないでしょうに、ふしひなまでに
恋しく、嘆き続けますよ。人がいぶかしむまでに
・嘆き渡るか→「か」は詠嘆
大伴池主
巻き19－4074
なげきわたるか ひとのとうまで
★私ほどには思っていないでしょうに、ふしひなまでに
恋しく、嘆き続けますよ。人がいぶかしむまでに
・嘆き渡るか→「か」は詠嘆
大伴池主
巻き19－4074
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