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★はるのその くれないにほふ もものはな
したてるみちに いでたつおとめ
★春の苑に紅が照りはえる、桃の花の輝く
下の道に、立ち現れる少女
大伴家持
巻1９－4139
したてるみちに いでたつおとめ
★春の苑に紅が照りはえる、桃の花の輝く
下の道に、立ち現れる少女
大伴家持
巻1９－4139
[0回]
★やぶなみの さとにやどかり はるさめに
こもりつつむと いもにつげやと
★やぶ波の里に宿をかりて春雨に降り込められていると、みんな、
妻に告げてやったか
大伴家持
巻18－4138
こもりつつむと いもにつげやと
★やぶ波の里に宿をかりて春雨に降り込められていると、みんな、
妻に告げてやったか
大伴家持
巻18－4138
[0回]
★ むつきたつ はるのはじめに かくしつつ
あひしえみて ときじけめや
★正月に暦が代わる。新春の今日の日に
かくむつみ合っていれば この楽しみが
どうして今日だけの物と思えましょう
大伴家持
巻1９－4137
あひしえみて ときじけめや
★正月に暦が代わる。新春の今日の日に
かくむつみ合っていれば この楽しみが
どうして今日だけの物と思えましょう
大伴家持
巻1９－4137
[0回]
★あしひきの やまもこぬれの ほせよ
とりてかざし ちとせほそくそ
★ あしひきの 山の梢の寄生虫木を取って
髪に挿すのは 千年の寿を祝ってのことよ
大伴家持
巻19－4136
とりてかざし ちとせほそくそ
★ あしひきの 山の梢の寄生虫木を取って
髪に挿すのは 千年の寿を祝ってのことよ
大伴家持
巻19－4136
[0回]
★わがせこが とことるなへに つねひとの
いふなげしも いやおもきますも
★あなたが琴を弾くにつれて、世間の人の嘆きは
一層まさります
大伴家持
巻19－4135
いふなげしも いやおもきますも
★あなたが琴を弾くにつれて、世間の人の嘆きは
一層まさります
大伴家持
巻19－4135
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