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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あしひきの  やつをのきざし  なきとよむ

   あさけのかすみ  みればかなしも

★あしひきの山々の峰に雉が鳴きしきり夜明けの

 、霞を見るとかなしい

             大伴家持

  巻19-4149

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★ すぎののに  さおどるきざし  いちしろく

  ねいしもなかむ  なかむこもりづまかよ

★杉野の野に躍り騒ぐよ。はっきりと声に出して

 鳴いてしまうほど 慕わしい隠り妻なのか

             大伴家持

 巻19-4148

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★ やぐたちて  なくかわちどり  うべしこそ

   むかしのひとも  しのひきにけれ

★ 夜半を過ぎて鳴く川千鳥よ。もっともなことに

  古人もなつかしんで来たことです

       ・うべしこそ→共感を自覚した言葉

             →なるほど、もっともなことに


       ・偲ひに来にけれ→「シノフ」は対象に心が向けられてしまうの意

               →「けれ」は、「こそ」の結び。気づき

                 大伴家持

   巻19-4147

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★ よぐたちに  ねざめてをれば  かわせとめ

   こころもしのに  なくちどりかも

★ 夜半を過ぎて、眠りからさめていると、

  川瀬を探して心もしおれてるよう鳴く千鳥よ

             大伴家持

  巻19-4146

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★ はるまけて  かくかえるともに あきかぜに

   もみぢのやまを  こえこざらめや

★春になって、こうして帰り去ったとしても、秋風の中

 黄葉する山をまた、どうして越えないことがあろう

       ・越え来ざらめや→「や」は反語

            大伴家持

  巻19-4145

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