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★ あしがきの くまとにたちて わぎもこが
そでもしほほに なきしそおもうおゆ
刑部千国
巻き20－4357
そでもしほほに なきしそおもうおゆ
刑部千国
巻き20－4357
[0回]
★よそのみに みてやわたらも なにわがた
くもいにみゆる しまならなくに
★外目に見るだけで筑紫へ渡ってしまうのか、
この美しい難波潟は。雲の果て遠く見える島でもないのに
丈部山代
巻20－4355
くもいにみゆる しまならなくに
★外目に見るだけで筑紫へ渡ってしまうのか、
この美しい難波潟は。雲の果て遠く見える島でもないのに
丈部山代
巻20－4355
[0回]
★ たてこもの たちのさわきに あひみてし
いもがこころは わすれせぬかも
★ 立薦の出立の騒ぎの中で逢った妻の心は忘れられないよ
・立ち鴨の→枕詞
丈部与呂麻呂
巻20－4354
いもがこころは わすれせぬかも
★ 立薦の出立の騒ぎの中で逢った妻の心は忘れられないよ
・立ち鴨の→枕詞
丈部与呂麻呂
巻20－4354
[0回]
★ いへかぜは ひひにひにふけど わぎもこが
いへごともちて くるひともなし
★ 家のほうからの風は日々吹くのだが、わが妻の
家からのことばを持ってきてくれる人とていない
丸子大歳
巻20－4353
いへごともちて くるひともなし
★ 家のほうからの風は日々吹くのだが、わが妻の
家からのことばを持ってきてくれる人とていない
丸子大歳
巻20－4353
[0回]
★ みちのへの いばらのきに はほまめの
からまるきみを わかれゆかむ
★道のほとりのイバラの先に、這いのびる豆の粒が
からまるようなあなたを、後に置いて私は行くのか
丈部鳥
巻20－4552
からまるきみを わかれゆかむ
★道のほとりのイバラの先に、這いのびる豆の粒が
からまるようなあなたを、後に置いて私は行くのか
丈部鳥
巻20－4552
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