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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★まきばしら ほめてつくれる とののごと

       いませははとじ おめかわりせず

★真木の柱を祝福して建てた宮殿のように、堅固でいらしてください。

 面変わりせずに・・・・

       巻20-4342   坂田部首麻呂(さかたべのおびとまろ)

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信時潔作曲の、準国歌として、戦時中バンバン

ラジオから流れていた曲。

私はメロディーも好きだし、

君は天皇ではない、天皇は大君だという話の時に

海行かば・・・は、万葉集の大伴家持の長歌にある

歌詞だから、例としてお聞かせしました。

そしたら、万葉集にも造詣が深そうなおばあさまが

私達はこの曲を聴くと、この曲の後に、軍部が

嘘の戦争の状態を放送していたことを思い出すと、

吐露されました。

そうなのか・・・

この世代の方々は、戦争への思いを封印しているんだ、と

気づきました。私のレクチャーは、一方的に話すのは嫌なのです。

よくお話ししてくださった。

今こそ、私たちの世代に、戦争への思いを

吐露してほしい・・と、感じた事です。

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今日は、歌うのでは無くて、万葉集のレクチャーでした。

地味な黒縞模様の結城紬に紫のモダン帯、襦袢は紅と、

粋に着たつもり・・・着物姿でお話しするときお茶を

飲むのに、ペットボトルをぐい飲みは嫌だな・・・と、

思っていたら、お台所の棚の隅から、古い水筒が出てきました。

今はもう、どこにも売っていない、蓋になっているカップに注いで飲む

タイプです。思えば、お茶や水のペットボトルが発売されたとき、

うっそだぁ~、お茶やお水を売るなんて、と思っていたら、大当たり

それから、続々と新商品が売り出されました。

その時、一番抵抗を覚えたのが、ぐい飲みしなきゃ飲めないこと。

自分用コップを持ち歩けばよいけれど、喉を平気で人様の目に晒すのが

とても嫌だったのです。しかし、時の流れとともに、いつの間にか

慣れてしまっていましたが、さすがに着物姿では嫌だなと、思って、

運よく出てきた水筒を、持っていきました。

これで、ほっと一安心。

熱い煎茶を、カップに注いで飲みました。

大切にしなきゃ・・・この水筒

もう、どこにも売ってない・・ぐい飲みタイプばかりだから

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思ひてよめる

★はるくれば かりかへるなり しらくもの

   みちゆきぶりに ことやつてまし

★春になったので 雁が北の故郷へ帰っていく。

 雁が飛んでいく通い路を、行くついでに

 はるか北のかなたに居る我が友に、伝言をしてくれるだろうか

 ・・・・

        30   凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)

・春に北方へ帰る雁を詠む事は、万葉集にはない。
 漢詩に多い主題で、古今集以後、よく取り入れられた。

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★ をちこちの たづきもしらぬ やまなかに

   おぼつかなくも よぶこどりかな

★どこがどこだか見当もつかない山の中で

 たよりなげに人を呼ぶ呼子鳥が鳴いている

     29 詠み人しらず

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