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★ ちくはねの さゆりのはなの ゆとこにも
かなしけいもそ ひるもかなしけ
★筑波山のさ百合の花の夜床、そこでもいとしい妻は
昼もいとしいよ
大舎人部千文
巻20－4369
かなしけいもそ ひるもかなしけ
★筑波山のさ百合の花の夜床、そこでもいとしい妻は
昼もいとしいよ
大舎人部千文
巻20－4369
[0回]
★ くじがはは さきくありえて しおふねに
まかじしじぬき わがかえりこむ
★ 久慈川は変わりなく待ち続けよ。潮路の船に
一面の楫をつけて、私は帰ってこよう
丸子部佐壮
巻20－4368
まかじしじぬき わがかえりこむ
★ 久慈川は変わりなく待ち続けよ。潮路の船に
一面の楫をつけて、私は帰ってこよう
丸子部佐壮
巻20－4368
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★ あがもての わすれもときは つくはねを
ふりさけみつつ いもはしぬはね
★私の顔を忘れる時があったら、筑波山を
見てしのんで欲しい。あなたは
占部小龍
巻20－4367
ふりさけみつつ いもはしぬはね
★私の顔を忘れる時があったら、筑波山を
見てしのんで欲しい。あなたは
占部小龍
巻20－4367
[0回]
★ ひたちさし ゆかむかりもが あがこひを
しるしてつけて いもにしらせぬ
★ 常陸へ向かって飛んでいる雁が、いればよい。
私の恋心を書きつけて妻に知らせよう
物部道足
巻20－4366
しるしてつけて いもにしらせぬ
★ 常陸へ向かって飛んでいる雁が、いればよい。
私の恋心を書きつけて妻に知らせよう
物部道足
巻20－4366
[0回]
★ おしてるや なにわのつゆり ふねよそおひ
われはこぎぬと いもにつぎこそ
★ 海が、一面に輝く。難波の港から船飾りをして
漕ぎ出して来たと妻に告げて欲しい
・押し照るや→枕詞
物部道足
巻20－4365
われはこぎぬと いもにつぎこそ
★ 海が、一面に輝く。難波の港から船飾りをして
漕ぎ出して来たと妻に告げて欲しい
・押し照るや→枕詞
物部道足
巻20－4365
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