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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ そでふらば みもかはしつべく ちかけども

   わたるすべなし あきにしあらねば

★ 袖を振ったなら、互いに見交わすこともできるほど

  近くにいるのだけれども、渡るすべが無い、七夕の

  秋ではないので、、、

   巻8-1525   山上憶良

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★ たちこもの たちのさわきに あひみてし

    いもがこころは  わすれせぬかも

★ 鴨の群れが、ば~っと飛び立つような、出立の

  騒ぎの中で、やっと一度逢えたあの娘、それが

  忘れられない・・・

   巻20-4354   丈部与呂麻呂
           (はせつかべのよろまろ)

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万葉歌手ってなあに?と、多くの人から

聞かれる。私は、万葉集を歌い始めて

20年に近くになる。

一般的にわかる言葉で言えば、「ソプラノ歌手で

万葉集の和歌にメロディーをつけて、歌っている」

でも、私はクラシックにも属さないし、邦楽にも

属さない、だから、新しい発想で、万葉歌手

そう、「よろづのことのは」の歌い手である。

どこかおかしいだろうか、、、


そして、これを定着させようと考えている。

しかし、これが思っていたよりも、うんと大変である。


万葉集は歌われていたのだ。当たり前である。

神ごとには、歌がつきものである。

恋にも、愛にも、、あらゆる生活にも、

その当時は、私の想像だけれど、あまり音程の

差が激しくない朗唱であっただろうと思う。

それを、文字として残すため、中国から来た

漢字の主に音を使って、歌を記述した。

万葉仮名である。それを、更にかな交じり文

にして、大和言葉の音はそのままに、読む。

意味を知り、読む、そして、感じる、、

続く・・・・・

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★ ちりぬとも かをだにのこせ うめのはな

    こひしきときの おもひでにせむ

★ 散ってしまうとしても、せめて香りだけでも

  残しておいて、、、あの方との思い出にしたいから

        47 よみ人知らず

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★ あまのかわ いとかわなみは たたねども

    さもらひがたし ちかきこのせを

★ 天の川は、ひどく波が立つというわけでは

  ないけれども、船出の機会を伺うこともできない。

  こんなに近い川瀬なのに、、

   巻8-1524  山上憶良

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