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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ あさくもり ひのいりぬれば みたたしし しまにおりゐて なげきつるかも

★ 朝空は雲に覆われて、太陽も隠れてしまっているので、皇子のお出ましになる島に下りて
 
  淋しさのあまり嘆きつつうずくまってしまう・・・

                                      巻2-188  宮の舎人

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★ あさひてる しまのみかどに おほほしく ひとおともせねば まうらかなしも

★ 朝日の照り輝く島の宮殿には、かすかな人の気配さえしない・・・心が締め付けられるように

  悲しい事です

                                           巻2-189  宮の舎人

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★ みなつたふ いそのうらみの いそつつじ もくさくみちを またみなむかも

★ 水際の磯の周りの、磯つつじが、繁って咲く道を 再び見ることだろうか・・・・

                                巻2-185  宮の舎人

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★ わがみかど ちよとこしえに さかえむと おもひてありし われしかなしも

★ わが皇子の宮殿が、千年の後まで永久に栄えると思っていた私は、悲しいことです


                                            巻2-183  宮の舎人

日並皇子(草壁皇子)の死を傷む歌は、23首延々と続きます。

しかし、これらの歌が宮の舎人(官人たち)によるものなのか、万葉集の大歌人、柿本人麻呂

のものなのか、明らかでないところもあるようです。

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★ ひんがしの たぎのみかどに さもらへど きのふもけふも めすこともなし

★ 東の滝の御門にて、侍っていても、昨日も今日も皇子のお召しは無い事です。

                                        巻2-184  宮の舎人

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