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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ すまのあまの しおやきころもの ふぢごろも まとほにしあれば いまだきなれず

★ 須磨の海人が藻塩を焼く時にきる藤の繊維で出来た衣は、目が粗く間遠なので、

  いまだ着慣れません・・・・恋人との関係のように・・・・

               巻3-413        大網公人主(おほあみのきみひとぬし)

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★ いなだきに きすめるたまは ふたつなし かにもかくにも きみがまにまに

★ 頭頂の髻という髪に大切にしまっている玉は、二つとない・・・どのようにでもどうぞ、あなたの

  御心のままに・・・・

                         巻3-412     市原王(いちはらのおほきみ)

大伴家持との親交が深かったという説がありますが・・・・・・・一体誰に向けての歌なのか・・・・

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★ わぎもこが やどのたちばな いとちかく うゑてしゆゑに ならずはやまじ

★ あなたの家の庭の前の橘を、私の家のすぐ近くに植えたのだから、実を結ばないということ

  はありえませんよ

                           巻3-411      大伴家持か大伴駿河麻呂か??

娘との結婚が駄目になるということなどありえませんよ・・・・と、母親の危惧を、安心させるために

詠んだ歌だと思います。

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★ たちばなをやとに うえおほしたちてゐて、のちにくゆとも しるしあらめやも


★ 橘の花を家の庭に植えて育て、立ったり座ったりしながら、後に悔いるような事があっても

   しかたの無い事であろう・・・

                        巻4-410   大伴坂上郎女

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★ ひとひには ちへになみしきに おもへども なぞそのたまの てにまきがたき

★ 一日に何度も押し寄せる波のように、そなたの事を思っておりますが、なぜその玉は、我が手に

  巻きついてくれぬのだ。

                              巻3-409  大伴宿禰駿河麿

坂上の二嬢(おとをとめ)に向かって詠んだ歌だろう・・・・

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