忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[1169]  [1170]  [1171]  [1172]  [1173]  [1174]  [1175]  [1176]  [1177]  [1178]  [1179
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR

★ かへるべく ときはなりけり みやこにて たがたもとをか わがまくらかむ

★ いよいよ帰る時になった。京都で私は誰の手枕を枕とすればよいのか・・・・

                               巻3-439    大伴旅人

拍手[0回]


★ みやこなる あれたるいえに ひとりねば たびにまさりて くるしかるべし

★ 京の荒涼とした家で、独り寝をしたならば、旅などよりずっと苦しい事でしょう。

                                     巻3-440   大伴旅人

拍手[0回]


★ よのなかは むなしきものと あらむとそ このてるつきは みちかけしける

★ 世の中は空しいものであると この照る月は満ち欠けする事です。

                                        巻3-442   作者不詳

長屋王の謀反の嫌疑は藤原氏の天皇直系の血統を抹殺すべく謀られたものでした。

この事件では、長屋王のみならず、母や兄弟そして、子も自殺を命じられました。

この歌は、長屋王の子・・・膳部王(かしはでべのおほきみ)の死を傷んで作られたものです。

拍手[0回]


★ われもみつ ひとにもつげむ かつしかの ままのてごなが おくつきどころ

★ 私もみました。人にも語り継ぎましょう。葛飾の真間の手児名のお墓の話を・・・・

                          巻3-432   山部赤人

倭文機織りとは、外来の織物に対しての日本古来の織物の事を言います。

粗末なもの・・・という意味もあるそうです。

東の俗語(あずまのくにぶりことば)には、かづしかのままのてご(「つ」が「づ」と濁る)と云ふ

とあります。

拍手[0回]


★ かつしかの ままのいりえに うちなびく たまもかりけむ てごなしおもほゆ

★ 葛飾の崖のところの入り江になびく、美しい藻を刈ったという手児名(手に抱いて愛しむ子)

   のことが、思われることです。

                              巻3-433   山部赤人

拍手[0回]

カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]