忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[1164]  [1165]  [1166]  [1167]  [1168]  [1169]  [1170]  [1171]  [1172]  [1173]  [1174
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ うつせみの よはつねなしと しるものを あきかぜさむみ しのひつるかも

★ 現実の世の中は無常なものと、知っているものの 秋風の寒さを感じると

   亡き妻の事を思い出すことです。          
                          巻3-465     大伴家持

6月から7月に移り、とありますが、旧暦だとしても、7月から八月・・・・でも、7月終わりの今、

まだ、風に秋を感じる事は出来ないけれど・・・すでに、秋虫は鳴いています。

家持の繊細さをやはり、感じさせる歌です。

拍手[0回]

★  あきさらば みつつもへど いのがいうゑし やどのなでしこ さきにけるか

★ 秋になったら、これを見て思い出してねと妹が植えた我が家の撫子がもう咲いてしまった頃です。
                             巻3-464 大伴家持

拍手[0回]

★ ながきよを ひとりしねむと きみがいへば すぎにしひとの おもほゆらくに

★ 長い夜るを 独りで寝るのかと、あなたさまが言えば、もうすでに亡くなった人の思われること

である、                           巻3-463   大伴書持

拍手[0回]

★ いまよりは あきかぜさむく ふきなむを いかにかひとり ながきよをねむ

★ 今より、秋風が寒く吹くであろうに、私はどうやって一人で長い夜を寝ようか・・・・・

                              巻3-462    大伴家持


夏6月とあります。旧暦で今で言う、7月だとしても、もう秋の予感・・・・何と繊細で微妙な

歌詠みでしょうか・・・・さすが、大伴家持ですね・・・・

拍手[0回]

★ とどめえぬ いのちにしあれば しきたへの いえゆはいでて くもがくりにき

★ 留める事の出来ない命であったから、 安らかな家をも出て雲に隠れてしまった

                             巻3-461   大伴坂上郎女

拍手[0回]

カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]