万葉歌手辻友子
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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2025/09/12 (Fri)
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うつせみの 世は常なしと 知るものを 秋風寒み 思ひつるかも
★ うつせみの よはつねなしと しるものを あきかぜさむみ しのひつるかも
★ 現実の世の中は無常なものと、知っているものの 秋風の寒さを感じると
亡き妻の事を思い出すことです。
巻3-465 大伴家持
6月から7月に移り、とありますが、旧暦だとしても、7月から八月・・・・でも、7月終わりの今、
まだ、風に秋を感じる事は出来ないけれど・・・すでに、秋虫は鳴いています。
家持の繊細さをやはり、感じさせる歌です。
[0回]
2010/07/30 (Fri)
万葉たまゆら
秋さらば 見つつ思へど 妹が飢うゑし 屋前の石竹 咲きにけるかも
★ あきさらば みつつもへど いのがいうゑし やどのなでしこ さきにけるか
★ 秋になったら、これを見て思い出してねと妹が植えた我が家の撫子がもう咲いてしまった頃です。
巻3-464 大伴家持
[0回]
2010/07/28 (Wed)
万葉たまゆら
長き夜を 独りや寝むと 君が言へば 過ぎにし人の 思ほゆらくに
★ ながきよを ひとりしねむと きみがいへば すぎにしひとの おもほゆらくに
★ 長い夜るを 独りで寝るのかと、あなたさまが言えば、もうすでに亡くなった人の思われること
である、 巻3-463 大伴書持
[0回]
2010/07/27 (Tue)
万葉たまゆら
今よりは 秋風寒く 吹きなむを いかにか独り 長き夜を寝む
★ いまよりは あきかぜさむく ふきなむを いかにかひとり ながきよをねむ
★ 今より、秋風が寒く吹くであろうに、私はどうやって一人で長い夜を寝ようか・・・・・
巻3-462 大伴家持
夏6月とあります。旧暦で今で言う、7月だとしても、もう秋の予感・・・・何と繊細で微妙な
歌詠みでしょうか・・・・さすが、大伴家持ですね・・・・
[0回]
2010/07/26 (Mon)
万葉たまゆら
留め得ぬ 命にしあれば 敷栲の 家ゆは出でて 雲隠りにき
★ とどめえぬ いのちにしあれば しきたへの いえゆはいでて くもがくりにき
★ 留める事の出来ない命であったから、 安らかな家をも出て雲に隠れてしまった
巻3-461 大伴坂上郎女
[0回]
2010/07/25 (Sun)
万葉たまゆら
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