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★ ふじなみの さきゆくみれば ほととぎす
なくべくときに ちかづけにけり
★藤の花が波のように咲き渡るのを見ると
今こそほととぎすが鳴くべきときに
近づいたようです
田辺福麻呂
巻11－4042
なくべくときに ちかづけにけり
★藤の花が波のように咲き渡るのを見ると
今こそほととぎすが鳴くべきときに
近づいたようです
田辺福麻呂
巻11－4042
[0回]
★ うめのはな さきちるその われゆかむ
きみがつかいを かたまちがてらに
★ 梅の花が咲いては散るという園の地に私は行きたいものです
あなたのお使いを待ちかねて
田辺福麻呂
巻11ー4041
きみがつかいを かたまちがてらに
★ 梅の花が咲いては散るという園の地に私は行きたいものです
あなたのお使いを待ちかねて
田辺福麻呂
巻11ー4041
[0回]
★ふせのうらを ゆきてしみてば ももしきの
おおみやひとに かたりつぎてば
★布勢の浦を、出かけて見たら、百磯城の大宮人に
たちに語り伝えましょう
田辺福麻呂
巻11－4040
おおみやひとに かたりつぎてば
★布勢の浦を、出かけて見たら、百磯城の大宮人に
たちに語り伝えましょう
田辺福麻呂
巻11－4040
[0回]
★ おとのみに ききてめにみむ ふせのうらを
みずはのぼらじ としはへぬとも
★うわさに聞くだけではまだ見たことのない布勢の
浦を見ないでは。都に帰るまい。年が
かわろうとも
田辺福麻呂
巻11－4039
みずはのぼらじ としはへぬとも
★うわさに聞くだけではまだ見たことのない布勢の
浦を見ないでは。都に帰るまい。年が
かわろうとも
田辺福麻呂
巻11－4039
[0回]
★ 玉くしげ いつしかあけむ ふせのうみの
うらをゆきつつ たまもひろはむ
★玉くしげをあけるように、早く夜が明けてほしい
布勢の海の浦を歩きながら玉も拾う
田辺福麻呂
巻11－4038
うらをゆきつつ たまもひろはむ
★玉くしげをあけるように、早く夜が明けてほしい
布勢の海の浦を歩きながら玉も拾う
田辺福麻呂
巻11－4038
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