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★ こひにもそ ひとはしにする みなせがわ したゆあれやす つきひにけに
★ 恋にだって人は死んでしまうのです。水無瀬川の流れが下に見えないように、私も人知れず
痩せていく・・・・月日が経つにつれ・・・
巻４-５９８ 笠女郎
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★ あさぎりの おほにあいみし ひとゆゑに いのちしぬべく こひわたるかも
★ 朝霧のように、おぼろにしかお会いしていないあの方のために、命も耐えそうなほど
恋い慕い続けることです
巻４－５９９ 笠女郎
★ 朝霧のように、おぼろにしかお会いしていないあの方のために、命も耐えそうなほど
恋い慕い続けることです
巻４－５９９ 笠女郎
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★ いせのうみの いそもとどろに よするなみ かしこきひとに こひわたるかも
★ 伊勢の海の磯をとどかすほど、寄せる波、その畏れ多い波のような人に恋したい続けています
巻４-６００ 笠女郎
大伴家持に贈る歌２４首です。まだまだ、続きます。こんなに思われちゃ、大変かな・・・？
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★ こころゆも あはもはざりき やまかわも へだたらなくに かくこひむとは
★ 心にも思ってみなかったことだ。山も川も隔ててはいないのに、お逢いする事も出来ずに
こんなに恋苦しむとは・・・・・
巻４-６０１ 笠女郎
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★ ゆふされば ものおもひまさる みしひとの こととふすがた おもかげにして
★ 夕方になると、ますます物思いが募り、お逢いしたあの方の、言葉を問いかける姿が
面影になって思い出されます
巻４－６０２ 笠女郎
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