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とうとう、師走に入ってしまった。
12月と1月、2月は私の、最も苦手とする月・・・・
12月は、どこも気ぜわしく煩く、ネオンが目にちかちかするから・・・
1月はお正月休みがあるから・・・・
2月は、これからくる、春を前にして、その冬の寒さが、一番
心に堪えるから・・・・
母親からも、田舎嗜好ね・・と言われていた私が、横浜に来て
20年・・最近では東京でもどこでも、車で一人で行ってしまう。
と言うか、東京の電車に未だに馴染めないだけなのだが・・・
そろそろ、白菜も漬けなくちゃ、今年は4玉漬けましょう。
おせちは、みんな嫌いだから、黒豆と煮物と数の子だけ作ります。
お年賀は、出しません。これをお読みの方がいらしたら
ご了解くださいね。
年明けして3月1日に、イギリス館で日本歌曲のコンサートです。
私にとって、それが、年初めでしょうか・・・
あっという間の今年でした。一日が長くて、一年が短く感じてきたら
年を取った証拠ですと、どこかで、聞きましたけど・・・まぁ、
なんとか、楽しく過ごせた今年、来年も進歩しながら楽しく
過ごせますように・・・・
12月と1月、2月は私の、最も苦手とする月・・・・
12月は、どこも気ぜわしく煩く、ネオンが目にちかちかするから・・・
1月はお正月休みがあるから・・・・
2月は、これからくる、春を前にして、その冬の寒さが、一番
心に堪えるから・・・・
母親からも、田舎嗜好ね・・と言われていた私が、横浜に来て
20年・・最近では東京でもどこでも、車で一人で行ってしまう。
と言うか、東京の電車に未だに馴染めないだけなのだが・・・
そろそろ、白菜も漬けなくちゃ、今年は4玉漬けましょう。
おせちは、みんな嫌いだから、黒豆と煮物と数の子だけ作ります。
お年賀は、出しません。これをお読みの方がいらしたら
ご了解くださいね。
年明けして3月1日に、イギリス館で日本歌曲のコンサートです。
私にとって、それが、年初めでしょうか・・・
あっという間の今年でした。一日が長くて、一年が短く感じてきたら
年を取った証拠ですと、どこかで、聞きましたけど・・・まぁ、
なんとか、楽しく過ごせた今年、来年も進歩しながら楽しく
過ごせますように・・・・
■■■■■■
★ 真葛延ふ 春日の山は うち靡く 春さり行くと 山の上に
霞たなびき 高円に 鶯鳴きぬ もののふの 八十伴の男は
雁がねの 来継ぐこのころ かく継ぎて 常にありせば
友並めて 遊ばむものを 馬並めて 行かまし里を
待ちかてに 我がする春を かけまくも あやに畏く
言はまくも ゆゆしくあらむと あらかじめ かねて知りせば
千鳥鳴く その佐保川に 岩に生ふる 菅の根取りて しのふ草
祓へてましを 行く水に 禊ぎてましを 大君の 命畏み
ももしきの 大宮人の 玉桙の 道にも出でず 恋ふるこのころ
★ まくずはふ かすがのやまは うちなびく はるさりゆくと
やまのうへに かすみたなびき たかまとに うぐひすなきぬ
もののふの やそとものをは かりがねの きつぐこのころ
かくつぎて つねにありせば ともなめて あそばむものを
うまなめて ゆかましさとを まちかてに あがするはるを
かけまくも あやにかしこく いはまくも ゆゆしくあらむと
あらかじめ かねてしりせば ちどりなく そのさほがはに
いわにおふる すがのねとりて しのふくさ はらへてましを
ゆくみずに みそぎてましを おほきみの みことかしこみ
ももしきの おおみやひとの たまほこの みちにもいでず
こふるこのころ
★ 美しい葛の這い広がる春日の山は、ものみな生気に満ちる春が
やってくると、山の上には霞がたなびき、高円のあたりでは
鶯が鳴くようになった。氏々の多くの、延臣たちは、北に帰る
雁が次々とやって来ては、飛び去る姿の見える今日この頃、
そのように、ずっと続けて処罰を受けずにいられたのなら、
友と連れ立って遊ぶはずだったのに、馬を並べていくはずの里
だったのに、そうして、待ち遠しく私が思っていた春だったのに
口にするのも畏れ多い、言葉にするのも忌み憚られる事態になろう
と、前もって既に知っていたなら、千鳥の鳴くその佐保川で岩に
生える菅の根を取って、春に引かれる心の種を祓っておけば
よかったものを、流れ行く水で禊をしておけばよかったものを
大君のご命令を恐れ畏れて、ももしきの大宮人たちは、玉鉾の道に
出ることもなく、春を恋うている今日この頃です。
巻6-948 ??
★ 真葛延ふ 春日の山は うち靡く 春さり行くと 山の上に
霞たなびき 高円に 鶯鳴きぬ もののふの 八十伴の男は
雁がねの 来継ぐこのころ かく継ぎて 常にありせば
友並めて 遊ばむものを 馬並めて 行かまし里を
待ちかてに 我がする春を かけまくも あやに畏く
言はまくも ゆゆしくあらむと あらかじめ かねて知りせば
千鳥鳴く その佐保川に 岩に生ふる 菅の根取りて しのふ草
祓へてましを 行く水に 禊ぎてましを 大君の 命畏み
ももしきの 大宮人の 玉桙の 道にも出でず 恋ふるこのころ
★ まくずはふ かすがのやまは うちなびく はるさりゆくと
やまのうへに かすみたなびき たかまとに うぐひすなきぬ
もののふの やそとものをは かりがねの きつぐこのころ
かくつぎて つねにありせば ともなめて あそばむものを
うまなめて ゆかましさとを まちかてに あがするはるを
かけまくも あやにかしこく いはまくも ゆゆしくあらむと
あらかじめ かねてしりせば ちどりなく そのさほがはに
いわにおふる すがのねとりて しのふくさ はらへてましを
ゆくみずに みそぎてましを おほきみの みことかしこみ
ももしきの おおみやひとの たまほこの みちにもいでず
こふるこのころ
★ 美しい葛の這い広がる春日の山は、ものみな生気に満ちる春が
やってくると、山の上には霞がたなびき、高円のあたりでは
鶯が鳴くようになった。氏々の多くの、延臣たちは、北に帰る
雁が次々とやって来ては、飛び去る姿の見える今日この頃、
そのように、ずっと続けて処罰を受けずにいられたのなら、
友と連れ立って遊ぶはずだったのに、馬を並べていくはずの里
だったのに、そうして、待ち遠しく私が思っていた春だったのに
口にするのも畏れ多い、言葉にするのも忌み憚られる事態になろう
と、前もって既に知っていたなら、千鳥の鳴くその佐保川で岩に
生える菅の根を取って、春に引かれる心の種を祓っておけば
よかったものを、流れ行く水で禊をしておけばよかったものを
大君のご命令を恐れ畏れて、ももしきの大宮人たちは、玉鉾の道に
出ることもなく、春を恋うている今日この頃です。
巻6-948 ??
★ 御食向かふ 淡路の島に 直向かふ 敏馬の浦の 沖辺には
深海松採り 浦廻には 名告藻刈る 深海松の 見まく欲しけど
名告藻の 己が名惜しみ 間使も 遣らずてわれは 生けりともなし
★ みけむかふ あわぢのしまに ただむかふ みぬめのうらの
おきへには ふかみるとり うらみには なのりそかる
ふかみるの みまくほしけど なのりその おのがなをしみ
まづかひも やらずてわれは いけりともなし
★ 大君の食膳に供える粟、その淡路島に真正面に向き合う敏馬の浦の
沖のほうでは 深海松を採り、浦の廻りでは、なのりそを刈っている
深海松のように、深く見たいと思うけれど、 なのりそのように
私の名前が、噂になるのを畏れて、恋の使いも遣らずにいる
私は、とても生きている心地がしない
巻6-946 山部赤人
男らしくないですね・・・だったら、使いをやって、恋心を伝えたら
宜しいでしょうに・・・・だらしのない
深海松・・・深いところに生えていて中々見る事の出来ない例え
な告りそ・・・ 名を告げることに掛けた例え
深海松採り 浦廻には 名告藻刈る 深海松の 見まく欲しけど
名告藻の 己が名惜しみ 間使も 遣らずてわれは 生けりともなし
★ みけむかふ あわぢのしまに ただむかふ みぬめのうらの
おきへには ふかみるとり うらみには なのりそかる
ふかみるの みまくほしけど なのりその おのがなをしみ
まづかひも やらずてわれは いけりともなし
★ 大君の食膳に供える粟、その淡路島に真正面に向き合う敏馬の浦の
沖のほうでは 深海松を採り、浦の廻りでは、なのりそを刈っている
深海松のように、深く見たいと思うけれど、 なのりそのように
私の名前が、噂になるのを畏れて、恋の使いも遣らずにいる
私は、とても生きている心地がしない
巻6-946 山部赤人
男らしくないですね・・・だったら、使いをやって、恋心を伝えたら
宜しいでしょうに・・・・だらしのない
深海松・・・深いところに生えていて中々見る事の出来ない例え
な告りそ・・・ 名を告げることに掛けた例え