忍者ブログ
万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
[1080]  [1081]  [1082]  [1083]  [1084]  [1085]  [1086]  [1087]  [1088]  [1089]  [1090
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

PR
★ はるさめの しくしくふるに たかまとの

       やまのさくらは いかにかあるらむ



★ 春雨がしくしくと、振っている。高円(春日山)の

  山桜はどうなっていることだろう・・・


               巻8-1440   

   河辺朝臣東人(かはへのあそみあずまひと)

まさに、2012年3月10日の様子です・・

拍手[1回]

★ ときはいま はるになりぬと みゆきふる

     とおきやまべに かすみたなびく


★ 時節は今こそ、春になろうとしている

  そこに、美しい雪が天から降りてきて、

  遠くの山の麓には霞がたなびいていることです。

 
 巻8-1439 中臣朝臣武良自(なかとみのあそみむらじ)


春の雪というのは、何か特別な意味があるような気がします。




拍手[1回]

★ かすみたつ かすがのさとの うめのはな

       はなにとはむと わがおもはなくに


★ 春霞たなびく春日の里の梅の花を、その花だけに

  問いかけようとは、思わない・・・・


        巻8-1438  大伴宿禰駿河麻呂

「春日の里」は、大伴作上郎女の別邸を意味します。

年齢から考えると、「花」に次女の坂上二嬢(おとおとめ)

を、意識して書いたといわれています。

何故に、花だけに問いかけないのか・・・

拍手[0回]

中西進先生の万葉の講習を受けている。

今日の中心は大宰府歌壇時代の大伴旅人の周辺の

人々にスポットあてて、古代の歴史を踏まえて

解読すると言うもの・・・・

私は、福岡の出身だから、大宰府は、何回

訪ねた事か・・・梅が枝餅を食べに・・・

あ~あ、なんと無知無教養だった高校時代だろう。

中西先生のお話も大変、面白くて(すみません)

興味深く伺った。

やはり、好きで興味がないと、やる気は起こらないな・・

あの時代、日本の中で福岡は、

現代で言う「神戸」「横浜」みたいな

位置の都市だった。きっと、九州人は渡来人の血が

かなり、混じっているに違いない。私も、そうかも

しれないなと思うと、歴史も面白い。

受験勉強とは全く違って・・・・

もっともっと知りたくなった。





拍手[1回]

★ かすみたつ かすがのさとの うめのはな

    やまのあらしに ちりこすなゆめ


★ 霞が立つ春の春日の里の梅の花よ。

  山おろしの強い風にゆめゆめ散ってしまわぬように

      巻8-1437   大伴宿禰村上


拍手[0回]

カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
辻友子
性別:
女性
自己紹介:
万葉を歌う歌手、辻友子のブログ。くわしくはホームページを!
Copyright © 万葉歌手辻友子 All Rights Reserved.
Designed by 10p
Powered by Ninja Blog

忍者ブログ [PR]