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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ なにはへに ひとのゆければ おくれいて

      わかなつむこを みるがかなしさ


★ 難波に、官人たちが行ってしまったので

  跡に残された妻たちが若菜を摘んでいる

  姿のあわれなことよ・・・


     巻8-1442   

大蔵少輔丹比屋主真人(おほくらのせいふたぢひのやぬしのまひと)

今で言う、大蔵省の次席次官・・・まぁ、エリートですな・・・

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★ うちきらし ゆきはふりつつ しかすがに

      わぎへのそのに うぐひすなくも



★ あたりが霧で曇るように、雪が降っています。

  そうはいっても、我家の庭では、鶯が鳴いていますよ

      巻8-1441  大伴家持


● 頬を刺す 風の吹く空 見上げれば

      梅の梢に めじろが鳴くも

          津路 知子

     

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私なんぞがと言う、僭越な気持ちもあるし、

プロで活躍されている歌い手の方は

先刻ご存知だとは思うのですが

むしろ、音楽をお聞きになられる方に

声楽の事を知っていただきたいのです。


私は、若いころ、自己評価が低い人間でしたので

自分の声について、また音楽性について

あまりよく解りませんでした。

それでも、人の持つ声の魅力から離れられず

さまざまな先生に教わりましたが、なかなか

しっくりこない・・・そのうちに、心療内科に

通う病気になりました。心が強張ると、体も強張り

当然、体の一部である声帯も横隔膜もその週辺の

筋肉も強張ります。

声が震え、出ない・・・最低のその時期に、藤岡宣男の歌声と

出会いました。


それから、藤岡さんに300時間に及ぶレッスンを受け

また、さまざまな体の工夫やトレーニングや整体を

受けて、ソプラノ歌手として、開花しました。


そして今年、芸大を出られてイタリアのベローニャの

舞台などで、活躍されたボイストレーニングの先生との出会いが

ありました。その方のマネージャーをされていて歌も歌って

いらっしゃる方が、なんと、レッスン後に「藤岡さんのお弟子さん

ですか?」と、聞いたのです。私は、そのイタリアの先生との

出会いも偶然でしたので、正直、吃驚いたしました。

藤岡さんの導きだと思っています。

と言うのは、

師匠藤岡宣男は声だけは「骨導音」も聞いてしまうので

絶対に、耳の良い、その人に合う教え方のできるボイストレーナー

に付くことは必須だと常日頃おっしゃっていたからです。

声は実に微妙な「生き物」です。

歌を聴いているとその人の性格やそのときの心持まで

解ってしまいます。


私自身個人でやることに、限界を感じ始めていたとき

の出会いでしたので、吃驚したのです。

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ボイストレーニングの本はたくさん出回っている。

今では、かなり緻密なことまで解っている。

私も、アレクサンダーテクニック・フェルデンクライスメソッド

・バレエ・ヨガ・瞑想・etc

師匠藤岡宣男もそうであったが、声作りに役に立ちそうなことは、

大学先生はあまり教えてくれない・・・だって、日本音大はかの

芸術大学でさえボイストレーニング専門の先生はいないのだ。

最初から、大きな声で、上手に歌える人もいるが、そういう人は

40あたりからおかしくなり始め、変な自己流の発声で歌うようになる。

そうすると、無理やりオペラ声を作っていた歌手は、日本語の歌が

おかしくなってくる。特に母音の響きである。

この問題は、ピアノを習う人がバイエルとツェルニーを必ずやらされるのと

同じぐらい問題である。

このことについて、少し話したいと思う。

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今日は、私のボイストレーニングの先生のお弟子さんの

かたが、シャネルが新宿御苑にステージを作り、歌われると言うので

出かけていった。出不精の私は、来たことも無い・・・・

都会のど真ん中に、明治天皇のために作られた庭園・・その中の

フランス式庭園の中に、その舞台はあり、・・・

私よりずいぶんとお若いが

素敵な、きらきらと光る真っ白な衣装を着て、とても、美しかった。

大学院まで出られた後に、イタリアに7年も留学されていた方である。

やはり、衣装は白が素敵・・・でも、着るには私は

もう少し痩せないとね・・・・・


そこで、散歩もしてみた。梅と寒椿と桜の五分咲き、

の共演という、ふしぎなお花見を、京都の着物で

おすましして、廻って見た。


寒風に吹かれ、ピクニックもしていた・・

寒そうでした。御苑の中に新しく南洋の植物の温室の

凄く大きいのが建設されていた。

寒い日のお花見は来年からここだな・・・・


久しぶりに、都会を満喫しました。

どこの人よ・・・私・・・

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