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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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昨日、夕刻、成田を出発。

カンボジアのブノンペンにいく為に、

まず、バンコクにて三日間ほど、時間をとり、

カンボジアへと向かいます。

今回は、2週間と少しいつもより、長い旅です。

本日、早速無事到着の連絡を取りましたが、まだ、長旅の

疲れが抜け切れていないようでした。

何しろ10度の日本から、35度のバンコクですから

その温度差は25度・・・

体調管理は非常に難しいです。

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 ★ よのつねに きくはくるしき よぶこどり

     こえなつかしき ときにはなりぬ

 ★ いつものこととして、聞くにはあまりに切ない

   呼子鳥の声ですが、それが、懐かしく聞ける

   時になりました。

     巻8-1447  大伴坂上郎女

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★ はるののに あさるきぎしの つまごひに

    おのがあたりを ひとにしれつつ


★ 春の野で、餌を漁るキギシの、妻を慕って

  鳴く声は、自分の居場所を人に知らせるようなものです

      巻8-1446 大伴宿禰家持


☆  春の野の 繁き草葉の 妻恋ひに

     飛び立つ雉の ほろろとぞ鳴く


      古今集 1033 

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★ かぜまじり ゆきはふるとも みにならぬ

     わぎへのうめを はなにちらすな


★ 風が混じり雪が降るような事があっても、

  我家の梅の蕾を花にならぬうちに散らしてはいけない

       巻8-1445  大伴坂上郎女

梅のつぼみは、「娘」のことであろうか?

花としてひらかぬ内に、散らすな・・・・母親の強い

愛が感じられますね。女性の歌は概して、強い感じが

しますが、気のせいかなぁ・・・・

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★ やまぶきの さきたるのへの つほすみれ

    このはるのあめに さかりなりけり


★ 山吹の咲いた野原の、ツホ(ツボ)すみれ。
  
  この春雨の中、盛りを迎えているよ。

     巻8-1444  高田女王(たかだのおほきみ)

ツボスミレは、花の下のほうにふくらみがある。

作者の高田女王は、天武天皇の皇子、長皇子の孫である。

彼女が今城王に贈った歌があります。

☆ わが背子に 復逢はじかと 思へばか

    今朝の別れの すべなかりつる

      巻4-540

あなたに、二度と逢わないと思ったせいなのか

今朝の別れは、どうしようもなくやるせない。


● 山路来て 何やらゆかし すみれ草  芭蕉句

小さな、淡紫のスミレの花に、心を例えているのでしょう。

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