★　みづどりの　かものはいろの　はるやまの

　　　おほつかなくも　おもほゆる

★　みづどりの鴨の羽色のような

　　　ぼんやりとした姿のように

　　　あなたのこころもぼんやりと

　　　思われます。

　　巻ー１４５　笠女郎の大伴家持に贈れる歌１首

　春よ、こ～い！恋よ　こ～い!

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★　こころぐき　ものにそありける　はるかすみ

　　　　たなびくときに　こひのしげきは


★　こころは鬱々とするものです。どんよりくもった

　　春霞がたなびいている時に恋心がさざめくのは・・・・


　　　　　巻８－１４５９　　大伴宿禰坂上郎女の歌一首

さ～すが、恋多き女性ですね・・・恋心を春霞の

うっとうしさにたとえるところなんて・・・・ぅん・・・・

大人の女性ですね・・・

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★　ちばなさく　あさぢがはらの　つほすみれ

　　　　　いまさかりなり　あがこふらくは



★　芽の花を抜いて食べる、浅茅の原にはえる、

　　つほすみれは、今が盛りです。

　　私の思いもまた・・・・

　　　巻８－１４４９　　大伴田村大嬢

大伴の田村家の大嬢の妹坂上郎女大嬢に

与へたる歌一首

（おほともたむらのいへのおほをとめの

いもさかのうへのおほをとめに

あたへたるうたいっしゅ）

写書するだけで、勉強になるわ～　

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テラの会は、いつも泊まるマンションホテルに

只今、滞在して体調を取り戻しています。

何しろ２５度の温度差ですから、急に動くと

後に響きます。この活動にしても、

何にしても「活動の継続」が何より

大切なこと・・・ですから、

苦しくなりすぎたり、病気になっては

いけないのです。行う本人が健康で

あらねば、継続できません。

幸いにも、今宿泊しているマンションホテル

は、もう私でさえ顔なじみです。

朝食は１００円ほどのスープライス、

昼食は屋台で、夕食は、市場を回り、

いろいろ買ってお部屋で頂きます。

そうして、辛くて甘い、東南アジアの

気候に合った食事に体を慣らし、

活動に臨みます。

テラの会は、個人的な活動で、個人的な

かかわりを大切にしています。

その人と「こころ」で繋がること・・・

それが、一番大切なことです。

慈善活動とよばれるものは、様々に

行われています。

「テラの会」は、「テラの会」独自の

活動方法でよいと思います。

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★　わがやどに　まきしなでしこ　

　　　いつしかも　はなにさきなむ　なそへつつみむ


★　我家に蒔いた撫子の種は、いつになったら

　　花を咲かせるのだろうか・・・・そのように

　　おもいながら、見守ることです。


　　　　巻８－１４４８　　　　大伴宿禰家持


「なそ」はなぞらえての意。撫子の花に大嬢を見ている

　と言うこと・・・

　坂上郎女の娘に贈った歌です。

ここから、「春の相聞」歌シリーズです。

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