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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ はるあめは いたくなふりそ さくらばな

    いまだみなくに ちらまくおしも


★ 春雨よ・・・そんなに酷く降るな・・・桜の花を

   まだ見てもいないのに、散ってしまったら

   惜しいではないか・・

     巻10-1870   花を詠める 作者不詳

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★ はるさめに あらそひかねて わがやとの

     さくらのはなは さきそめにけり


★ 春雨の誘惑に抗しきれずに、わが庭の

   桜の花が、開き始めたことです。

       巻10-1869 花を詠める 作者不詳

最初は梅が渡来して、宮廷人の邸宅内に植えられ、

愛でられていた。さくらは、随分と経ってから・・・

万葉集では、圧倒的に梅の花を詠む歌が多い。

しかも、白梅である。紅梅が中心になったのは

もっと、後からである。もしてや、邸内に桜を植えているのは

珍しいのでは・・・・

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★ かはづなく よしののかわの たぎのうへそ

     あしびのはなそ はしにおくなゆめ


★ 河鹿の鳴く吉野の川の激流のほとりに咲く馬酔木の花なのだから

   ゆめゆめ粗末な場所に置かないように・・・

            巻10-1868    花を詠める 作者不詳

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★ あほやまの さくらのはなは けふもかも

    ちりみだれふらむ みるひともなしに



★ 阿保山のさくらの花は、今日もまた散リ乱れていることでしょう

   見る人も居ないのに・・・・・

          巻10-1867    花を詠める 作者不詳

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毎日、

日々徒然→ 普段の生活の中で気づいたことなど・・・

日々和歌徒然→ 私の拙和歌です。

万葉たまゆら→ 私なりに、文献を参考にしながら、万葉を紐解いております。
           約4500首、終わるのはいつのことだろう・・・・・

師匠 藤岡宣男→ その歌声に感動して、私の人生が変わりました。
             いつ聴いても、没後7年経った今も、私を飽きさせません。


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