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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ かすがのに けぶりたつみゆ をとめらし

      はるののうはぎ つみてにらしも


★ 春日野に煙が立ち上るのが見えるよ・・・

   少女たちが、春の野の嫁菜を摘んで煮炊きしている

巻10-1876  煙を詠める 作者不詳

   らしい・・・・

   羹→あつもの→汁物

  春ののどやかなる風景・・・汁の煮炊きする煙が見えるなんて

                   高い建物など一つもなかったのでしょうね

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★ いまゆきて きくものにもが あすかがは

      はるさめふりて たぎつせのおと


★ たった今、出かけていって聞きたいものです。

  明日香川が、春雨が降って、激しい流れとなった

  瀬の音を・・・・

       巻10-1878 河を詠める 作者不詳


 もが→ ~したいという、願望を表す。

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★ とりたちの おしゃべりをきく はるひなた

    しらくもながる  あおきみそらに


                      津路 知子

短い春を、偲んで・・・・・・・

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★ さきくませ まさきくませと 

     ひとびとの こえわたりゆく 

         みゆきのまちに

 
  皇后陛下御歌「幸」 平成16年度の歌会始 


見事な御歌です。

そのままの、気高い御心が伝わってくるようです。

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★ はるのあめに ありけるものを たちかくり

     いもがいへぢに このひくらしつ


★ それほど激しくは降らない春雨の日であったのに

   ちょっと、雨よけに隠れて、いとしい人の家に行く

   途中の道で、今日を暮らしてしまった・・・・

      巻10-1877  雨を詠める 作者不詳


春雨などたいした事もないのに、雨宿りなどして、

彼女の家に行き着かなかった・・・愚かな自分よ・・・

って、感じかな・・・・

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