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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ 丈夫の 出で立ち向かふ 故郷の 神奈備山に

   明け来れば 柘のさ枝に 夕されば 小松が末に

   里人の 聞き恋ふるまで 山彦の 相響むまで 

   霍公鳥 妻恋ひすらし   さ夜中に鳴く


★ ますらをの いでたちむかふ ふるさとの かむなびやまに

  あけくれば つみのさえだに ゆふされば こまつがうれに

  さとびとの ききこふるまで やまびこの あひとよむまで

  ほととぎす つまごひすらし さよなかになく


★ 立派な男子が都に出て、都に立ち向かい合う故郷の

  神奈備山に、夜が明ければ、つみ(山桑の木)の枝に

  夕方になると小松の梢に、里の人々が聞いて恋しくなるほど

  やまびこの相和して響くまで、ほととぎすが妻を恋い慕って

  夜中鳴いている。

             巻10-1937  鳥を詠める

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お知り合いのパリ在住の作曲家の方が、高浜虚子にの俳句に

ソプラノのメロディーを付けられた曲を、聞きに参りました。

何しろ、メシアンさんに習われたかただそうです。

フランスに住んで?十年・・・・の日本人の作曲家の心の中には

どんな音や歌が住んでいるのだろう・・・・

正直、現代音楽は聴くよりやるほうが好きなタイプ・・・

フルートの音色が際立って、日本の尺八に近いような音楽を

醸し出していました。

それにしても、同じ私立でも、洗足の前田ホールは素晴らしい・・・

一般開放しないのかしらん・・・娘っこの通っている桐朋とは

偉い違いじゃ・・・図に乗っ取らんで、せめて、ホールぐらい

まともに作りなさい!!

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次は、夏の雑歌です。

只今、2012年6月21日・・・梅雨真っ盛り・・・初夏の風が吹いております。

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