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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ こととはぬ きすらあぢさゐ もろとらが 

      ねりのむらとに あざむかれけり


★ もの言わぬ紫陽花でも、七重八重にも咲くものがある。

   諸弟たちの美辞麗句にまんまとだまされてしまいました

             巻4-0773  大伴家持


以前に書いておりますが、季節に合わせて、記してみました。

土壌の酸性度やアルカリ度によって、色が移ろい行く紫陽花

とても、好きです。

がく紫陽花が、好きでしたが、最近はがくあじさいを母種とした

大輪の紫陽花が主流ですね。でも、とても華やかであり、かつ

気品があり、大輪のあじさいもとても素敵です。

そろそろ、夏・・・今年の紫陽花に、さよなら・・・・

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いつの時代からか、分からないが、神社などは6月と12月に

大祓えをする・・・・神社神道というより、慣わし・伝統・心構えとでもいうのかな

よこしまな心・雑念・人をねたむ心・などの、良くない想念を祓い清めするのだ・・・

特別に立派な祭壇などいらないらしい。

心は透けて見えるから、物でつくろっても、わかっちゃう。・・・でも、物の好きな

神様?(何しろ日本は八百万の神だから)は立派な祭壇でないと、身内に

不幸を起こしちゃぞ~とかいうのかしらん。何しろ、日本は人が死んだら

みんな神様とも言える国なのだから・・・・あ ^こわぁ

私は、どこにでようかなぁ・・・楽しみ!

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★ つくよよみ なくほととぎす みまくほり

    われくさとれり みむひともがも


★ 月夜がよいので、ないているほととぎすを、私も

   みたいものだと、月夜の下で共に草取りする人がいたらよいのに

       巻10-1943  夏の雑歌

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★ あじさひの かなたこなたに あやなして

    よこぎりゆくは なつのしらくも


                 富士乃 紫雲

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巻16-3885 に 乞食者(ほかひひと)の詠二首と、あります。

まだ、万葉たまゆらでは、取り上げておりません。


「鹿と蟹の痛みを述べる歌」として記されています。


今回は詳しく述べませんが、牛レバーの問題が話題の昨今、

万葉の時代から、冷蔵庫もないのに、鹿の肝が食されていた訳です。

この時代の膾(なます)は生肉を細く刻んだものだったようです。

主婦感覚としては、お酢で腐敗を防いだのでしょうか・・・・


また、乞食者(ほかひひと)は、世に言う、アウトサイダーですが、

二種類在り、カタイとホカヒと言うそうです。

カタイは傍らに居る→傍居、と書きます。道の傍らに座って、

物乞いする人の事。

ホカヒはホグ→寿、と書き、祝い事を述べ芸をする人

肉と肝は膾(なます)の材料で、胃は塩辛の材料・・とあります。

生ものを食せる人は宮廷の人々で、庶民の口には入らなかったことでしょう。

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