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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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T学園音楽学部器楽科ピアノ専攻は、

T学園の幼稚園から、ずっと、通っている子もおり、

大体、ピアノ専攻の子は高校からまず、入ります。

内部生と言うそうです。


娘のように大学から入る子は

外部生・・・・・


先生方は、大学の先生が高校から

教えていらっしゃるので、環境としては

内部生は恵まれていると思います。


親としては、彼女の音楽性を、より深めて

そして

それを表現できる正しい技術力・正しい筋肉の

使い方・演奏家としての心構え・・・など、

教えていただきたいなぁと思いました。


と言うのも、私は、国立の教育大学

音楽学部の出身で、ピアノ以外に、

教育関係の勉強が大変だったのと

演奏家になるための大学ではないので

音楽の勉強は出来ても、演奏家に

必要な要素は教えてもらえなかったからです。


一年間通って、あまり意味がないと思えば、

やめてもいい・・・外国に行きなさい・・・

などと、親としては、不謹慎な助言をしていました。

無意味な所に高いお金を払うのは

勿体無いから、留学したほうがいい・・

などと言って・・・


私が経験上最も恐れたのは、

舞台に立つまでの、様々な経験

(コンクールも含めて)で、追い詰められ

精神的な酷いダメージにより、

身体にその記憶が残ることです。


私自身は、神経が太いほうでなかったので

大変、気になりました。

これはあくまでも、私個人の考えです。

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次女が音大に通っています。

高校3年生の時に、

家庭内で色々と大変なことがあり、

家族全員、彼女の受験を忘れるほどでした。


ほったらかしにされた彼女はそれでも、

普通大学を受けるためなんとか

勉強に励んでおりました。


受験の年の一月・・・・

何科に進むのか、彼女自身の心が

中々決まりません。

受験まで私大なら後2ヶ月です。


私は、無能な母親ですから、

オロオロしながら、ただ見守っておりました。


ある日突然、彼女が昔から師事しておりました

ピアノの先生の所に行く事になりました。

経緯は忘れましたが、確か一月も中旬だったと思います。


帰宅するなり、娘は言いました。

「私、T大音楽学部器楽科ピアノ専攻を受ける事にした」

「だって、あと一ヶ月切ってるよ」と、私・・・

「分かってる。先生と話し合って、G大は今からだと無理だけど

T学園音楽科ピアノ専攻なら受かるだろうって・・・」


私は、ひぇ~と思いながら、音楽に進むかもしれない

娘の苦労と喜びを思いました。


それから娘はまず、音大の高い月謝を払ってもらえるように

父親の説得にかかりました。

父親のほうは音楽には全く関心がなく、芸術にどれほどの金銭と

精神的な苦労などがあるのか知りません。

どうやって説得したのか、大学でかかる費用は出して貰える様に

なりました。


そして、猛練習・・・後、21日ほどです。

紆余曲折があり、必ずしもピアノ教育に熱心な母親でなかった

私は、何も出来ません。ただ、彼女がここにきて選んだ道が

開けることを祈りました・・・・・


そして、合格!

やはり、合格は嬉しいものです。

人並みの親らしく喜びました。





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★ はつせみの こえとよもして

    しらくもの  えましたるかな  なつはきたりぬ


                  富士乃 紫雲

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★ うぐひすの かよふかきねの うのはなの

    うきことあれや きみがきまさぬ


★ 鶯が通ってくる垣根の卯の花ではないけれど

  悩みでもおありなのだろうか・・・・あの方が

  お出でになりません。

       巻10-1988   花に寄せた歌


鶯に卯の花を、結びつける歌は、今のところ

初めて聞きました。


多分、「う」ぐいすの かよ「う」かきねの

「う」のはなの 「う」きことあれや きみが きまさぬ

「う」と言う、言葉リズムを使っているのでしょう。


大体「卯の花」と言うと、「ほととぎす」が連想されますが・・・

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八月の暑い陽射しと、蝉の泣き声が聞こえてくると、


戦災で亡くなった方々に思いを馳せる・・・

ロンドンオリンピックでアジア人としては、めざましい活躍を

見せてくれる日本の若者たち・・・・

本当に、白人に負けぬ、身体と体力を持つようになってきたんだなぁと

実感する。


そしてまた、この暑い夏の最中で、人知れず、餓死・疫痢・赤痢などで

亡くなり、今現在もまだ、遺骨も帰らぬ、若者たちの事を思う・・・・


時代が違っていたとはいえ、その差はあまりに酷い・・・

戦争で若い命を落とした方々の事を忘れてはいけない・・・

戦争の事を忘れてはいけない・・・・

それほど、私を含めた人間は、賢くない・・・


戦没者の方々に心から、哀悼の意を表します。


今も、一触即発の世界情勢を、彼らはどのように

思うのだろうか・・・・


歴史は繰り返すと言う。

いつ戦争が起こってもおかしくないだろう・・・


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