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万葉歌手、辻友子のブログへようこそ! http://tomoko.ciao.jp
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★ ひこほしの つまむかへぶね こぎづらし

    あまのかはらに きりのたてるは

★ 牽牛が、妻を迎えに舟を漕ぎ出だしたらしい・・

  天の川の河原に霧が立っているというのは・・・

    巻8-1527   山上憶良

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★ たまかぎる ほのかにみえて わかれなば

     もとなやこひむ あふときまでは


★ 玉のきらめきのように、少しだけお逢いして

   お別れしたならば、無性に恋しい事でしょう。

   来年の七夕までは・・・・

        巻8-1526  山上憶良

  天平二年七月八日の夜、師(そち)の

  家に集いて・・・

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藤岡さんの残した楽譜や書籍の中に、

大学生時代以降の、写真集が一冊あった。


久しぶりに出して、手に取ってみた。


大学入学当時から、ヤマハで働いている所ぐらいまで・・・・

その顔の目は、正直言って活きていない。


私が、初めてお会いしたみなとみらい小ホールでの

「心の唄」のCDの、舞台の藤岡さんとは別人である。

人間とは、「志」が定まると、こんなにも顔や目の表情が

変わるものなのだ・・・と、驚嘆させられる。


そして、出会ってから更に、藤岡さんは変貌していった。

中高の顔になり、眼光は鋭くまた繊細になった。


自分を生き抜いている人とは、かくも

このように、違うものなのだ。

藤岡さんの歌手人生は決して平坦でなく

また、長くなかったけれど、生き抜いたんだ・・・と、

写真を久しぶりに見て、実感した。


人からどういわれようと自分の人生を生き抜くこと

それが、一番大切なのだと思う。

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★ そでふらば みもかはしつべく ちかけども

     わたるすべなし あきにしあらねば


★ 袖を振れば、互いに見交わすことも出来るほど

  近いのに、渡る手立てがないことです。

  七夕の秋ではないので・・・

      巻8-1525   山上憶良

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★ あまのがは いとかわなみは たたねども

    さもらひがたし ちかきこのせを


★ 天の川は、ひどい川波は立たないけれど

  船出の機会を窺うのが難しい。

  近いこの瀬であるのに・・・・

          巻8-1524   山上憶良


さもらふ→船出の機会を窺って待機すること

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